増尾好秋からのメッセージ [2020-24年]
2024年6月27日
(blogに同文)
プロデューサー伊藤潔
友人プロデューサーの伊藤潔が自伝的エッセイ集を出版しました。
題名は My Dear Artists で彼が直接レコーディングプロデュース制作等に関わったジャズミュージシャン一人ひとりについて書かれています。
本は2日前に届いたばかりでまだ読んでいませんが僕もその中に含まれています。読むのが楽しみです。
載っているミュージシャン達のリストを見ただけでも実に興味深い内容だと思います。
音楽を愛する皆さんのために下にこの本についての関連リンクを貼っておきますね。
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid064610x/
6月27日 2024年
増尾好秋
2024年6月26日
(blogに同文)
- 想い出を奏でる会 -
皆さん、
昨日神戸の神戸倶楽部にて行なわれた一年前に亡くなってしまった芦屋のライブハウスLeft Aloneのオーナー 潘 式才 Sai ちゃんを偲んでの 『想い出を奏でる会 』に行って来ました。
Saiちゃんを想う多くの人達が集い心温まる本当に素敵な素晴らしい時を過ごしました。
友人ミュージシャンとして僕も出席した訳ですが東京からは鈴木良雄、中村誠一と娘さんの紗理(Vo)、小林陽一(Ds)、中林薫平(B) そして関西からは藤井貞泰(P)と娘さんの藤井美智(Tp)、唐口一之(Tp)、岩佐康彦(P)が参加。
この会の発起人の一人である中村誠一の仕切りでSaiちゃんが好きだった曲や奥さんのたづちゃんのリクエスト曲、いろんな組み合わせでの演奏は皆んな和気あいあいで楽しかった。
久しぶりに中村誠一と演奏したし、半世紀以上の時を経て藤井貞泰さんとご一緒出来たし、始めての小林陽一さんや関西方面のミュージシャン一同も皆様素晴らしかったです。
今回一発で気に入ってしまったスケールの大きいベーシスト中林薫平君と出会えたのもSaiちゃんの手引きかも? ….. どうやと自慢げに微笑んでいるSaiちゃんの顔が目の前に思い浮かぶよ。
最後に誠一がピアニスト岩佐康彦さんとduoでやったMemories of You が何とも心に触れる演奏で、もう会えなくなってしまったSaiちゃんを改めて想い、胸がいっぱいに…
本当に心にしみる良い演奏だったな〜。
音楽の合間にはSai ちゃんを慕う仲間達からの心がこもったスピーチも素晴らしかったし、素敵な由緒ある神戸倶楽部の会場は終始いっぱいの愛と温かい空気で満たされていました。
『想い出を奏でる会』最高でした!
6月26日 2024年
増尾好秋 (※この文の下に写真16枚が続きます)
↑中林薫平(b), 増尾好秋(g), 中村誠一(ts)
↑中林薫平(B), 中村誠一(Ts), 唐口一之(Tp)
↑藤井貞泰(P)
↑小林陽一(Ds)
↑唐口一之(tp), 中林薫平(b), 藤井美智(Tp), 増尾好秋(G)
↑鈴木良雄(B), 増尾好秋(G)
↑鈴木良雄(B), 増尾好秋(G)
↑鈴木良雄(B), 増尾好秋(G)
↑中村誠一(Ts), 増尾好秋(G)
↑鈴木良雄(B), 増尾好秋(G), Sai ちゃんの奥様たづ子さん
↑増尾好秋(G)
↑潘 式才 Sai ちゃんの遺影
↑Sai ちゃんの奥様 たづ子さん
↑中林薫平(B), (増尾好秋(G)), 紗理(Vo)
↑中村誠一(Ts)
↑岩佐康彦(p), 中林薫平(B), 唐口一之(tp), 藤井美智(Tp)
2024年6月14日
(blogに同文)
夢のフォンシステム
皆さん、
昨夜は多くの方がピットインにいらしてくれて僕の53年目のアニバーサリーを楽しく一緒に祝していただけて本当にありがとうございました。
僕にとってピットインはやはり思い入れがある特別なところなんだとつくづく思います。
来年も又やりましょう。
このところ音楽仲間の旧友 つのだ☆ひろ とのつきあいが始まっています。
相変わらずソウルフルで才能溢れる彼と彼の音楽は魅力的でスペシャルなミュージシャンの1人である事を改めて再確認しています。
彼は自分の音楽活動の中には音楽教育や広く社会的にも貢献する様な部門にも踏み込んでいるんですね。
以前彼との会話の中で耳が不自由な人のための画期的なイヤーフォンを開発している事業にも関与しているという事を知り興奮してしまいました。
このイヤーフォンを使えば今まで全く音が聞こえなかった人も音楽を聴くことが出来るようになるんです。
なんて素晴らしい事なんでしょう。
そのイヤーフォンが実用に向けての一歩を踏み出したんです。
興味がある方は下のサイトをチェックして下さい。
https://camp-fire.jp/projects/view/739153
僕は7月からアメリカに戻りますが秋には帰って来ます。
又お会いしましょう。
MASUO
※管理人より: 日本での演奏予定は 6/29まであります。
2023年3月5日
(blogに同文)
Wes Montgomery 生誕100年記念番組
皆さん、
お元気ですか。
今日3月6日はウエスモンゴメリーの誕生日で生誕100年の記念日になります。
ギタリストの小泉清人さんが見つけて僕に送ってくれたアメリカのPBSというパブリックテレビ局で先月放映された番組です。
とても興味深く貴重な番組なので是非皆さんにも見ていただきたいと思いこのwebsiteに掲載をお願いしました。
2/26に放映されたそうで3/26まで自由に閲覧できます。
https://www.pbs.org/video/wes-bound-the-genius-of-wes-montgomery-membership-ldhivm/ (別タブで開く)
2022年8月15日
(blogに同文)
僕の父ピアニスト増尾博の事
皆さん、お元気ですか。
残暑お見舞い申し上げます!
先日家の古い荷物の整理をしていたら僕の父増尾博の貴重な写真が出て来ました。
左から父、その当時日本に来ていた名前が定かではないアメリカ人の男性歌手、そして江利チエミです。
きっとキングレコードで彼女のテネシーワルツをレコーディングした頃だったのでしょう。
父はきっと30歳後半頃だったんだと思います。
増尾博、お名前不詳、江利チエミ
お盆や終戦記念日という事もありこの写真を見ながら父の事を考えていたんです。
そんな時、訪れていた家で埃まみれで雑多に積んであった数冊の本の中に偶然にも歌手の笈田敏夫さんのサイン入りの自伝 ス'ワンダフル を見つけたんです。
笈田さんの事はなんとなくは知っていたので、ちょっと目を通すつもりで手に取って見てみると面白いので読み始めてしまいました。
終戦直後の東京ジャズシーンの事が書いてあり、あまり知られていない正にその頃の日本ジャズ界の歴史なのです。
興味深くてすっかり引き込まれてしまいました。
そして笈田さんと父との交流の逸話が突然出て来るのです。
ほんの少しのたわいもない内容ですがそんな事があったのかとびっくりして感激してしまいました。
存在すら知らなかったこの本、その時見つけなかったらきっと一生知らなかったてあろう父とのエピソード。
それを見つけられた事、本当に良かったなぁ、奇遇だなぁと感動しています。
だんだん忘れて行ってしまう父との思い出が再び思い起こされ、彼の存在が身近に感じられ、心温まる今日この頃なのです。
それでは又、
8/15 2022
MASUO
2022年7月21日
(blogに同文)
中間報告
皆さん、
いかがお過ごしですか。
お見舞い応援メッセージ等ありがとうございます。
心配かけてしまって本当に申し訳ありません。
僕の症状はその以後も喉の痛みだけで熱もなく大丈夫ですよ。
喉の痛みが始まったのが 7/15 Dolphy の翌日から、誰にもうつしていない事をただただ祈っています。
今朝始めて病院で診察してもらいました。
各々の症状にもよりますが僕の様な場合基本発症日の翌日から10日間の自宅療養と隔離です。
今日から薬を飲み始めています。
僕のこれからの経過具合にもよりますが今月末頃には復活出来る予定です。
それでは又、
MASUO
※その後、10日の隔離期間を終え、PCRの再検査も陰性で、7月27日より演奏活動を再開しています。
2022年7月19日
(blogに同文)
感染してしまいました
皆さん、
今日 (*18日) PCR検査結果通知が届き陽性になってしまいました。
先週の土曜日に喉の痛みが始まりました。
実はその2日まえの木曜日にPCR検査を受けてそれは陰性でしたが今回は1番典型的な症状が出たので日曜日に早速2回目のPCR検査を受けに行きました。
今のところ喉の痛みだけで熱もないし生活に支障はありませんが僕も正真正銘の後期高齢者なので危ないグループです、甘く見ずに細心の注意を払って速やかな回復を目指しますからどうか安心して下さいね。
という訳で残念ながら予定されていた仕事はしばらくの間キャンセルです。
自宅隔離生活が始まりますが経過は又追って連絡いたします。
取り急ぎ、それでは又
MASUO
(*日付けが19日に変わったばかりの1時台にメールで受け取りました。
今日とあるのは18日のことです)
2021年6月14日
(blogに同文)
昨夜はありがとう。Life Is Good !
左から順に:永武幹子(p), 海老原淳子(vo), 榊原太郎(b), 増尾好秋(g,vo), 北井誉人(ds);
Special horn section:芹澤 朋(ts),加納奈実(as),佐瀬悠輔(tp),治田七海(tb).
2021年6月13日増尾好秋渡米50周年記念日ライブ@新宿PIT INN
昨夜はお疲れ様。
ミュージシャンの皆さん、スタッフの方々、そしてこんな状況下なのにこの日の演奏を聞きに来てくれた方々に感謝です。
僕にとっては大切に心の中にしまっておいた大切なあの日の事を思いながらの一生に一度しか来ない50周年記念日ライブでしたがステージの上は今を生きている若者達のエネルギーに満ちあふれていてそんな感傷にひたっているひまはありませんでした。
そうです、大忙しで大変でしたが又楽しくいつまでも思い出に残る素晴らしい一日になりましたよ。
ありがとうございました。
同級生の訃報連絡が来る様になった昨今、僕も年齢的にはそういう時期に来ているのが現実なのですが. . . つくづく思います。
自分の好きな事をやって生きている僕は幸せ者です。
そして何と言っても今でもこうやって相変わらず元気でギターを弾いて楽しんで音楽に挑戦している幸せを昨夜はしみじみとかみしめていました。
音楽に対する情熱の火が今の方が50年前よりもさらにさらに強く燃えているのを感じています。
この素晴らしい人生、そして音楽との旅はまだまだ続きますね。
一仕事が終わりホッとして起きた今朝のニュースではいよいよ梅雨入りとの事。
気になっていた家の周りの木々の枝等の伐採を雨になる前に済ましておきたかったので早速始めました。
ご近所ではこの時期になると僕がやるこの伐採が恒例になっていて大変ですね〜、スッキリしますね〜、怪我しない様に〜、と通りがかりの皆さんが楽しそうに声をかけてくれて何となく近所が華やかになるんです。
切るだけなら良いのですがその後一本づつ細かく切りながらゴミ袋に入れる作業の方が大変なんですが、、、実はこういう事をやるのが好きなので嬉々としてやっている訳なのです。
僕は田舎暮らしを長年やっていますから扱って来た量が桁違いに多かったのでこれぐらいの量はチョチョイのチョイなのです。
でも終わると夜の9時を周っていました。
何と充実感のある事なのでしょう。雨が降る前に出来た!
こういうシンプルな事に満足感や幸福感を感じられる今の自分にいいね👍
をあげます。
という訳で今日も Life Is Good !
6月14日 2021 年 MASUO
2021年05月25日
(blogに同文)
渡米50周年スペシャルライブ ! 安ますみさんの事
渡米50周年スペシャルライブ!
皆さん、お元気ですか。
気がつかない間にどんどん時間が過ぎて行ってしまう様な感じの毎日ですが僕は大した問題も無く平穏に過ごしていますよ。
やっと明後日にはコロナワクチンの接種予定です。
6月には2回目の接種も出来ると思うので8月頃には一度アメリカに帰ろうと計画を建て始めています。
今日はお昼頃に岸田惠士から電話があり新井薬師方面にドライブしているとの事だったので近くの公園で会う事になりました。突然に夏が来た様な暑さでしたが日陰のベンチに座って久しぶりのデートは楽しかった。
早速渡米50周年の話しになってお互いあれから50年という月日が流れている事に唖然。ケージも僕より一年後にNew Yorkに行ったので今年で49年目という訳ですが、50年なんてアッという間ですね。
結局のところ僕達いくら時間が経っていても心は昔とちっとも変わっていないよ。
昔話に花が咲いて時間が経つのを忘れてしまいましたがケージは仕事中なので今日はそこまででお別れ。
友達は宝です。
1971年6月13日直居隆雄君と2人早朝大阪伊丹空港からアメリカに発ちました。そのままNew Yorkに住み着いてしまい、50年もの旅になってしまうなんて事はつゆ知ずに飛び立って行ったのです。
まあそんな記念日を祝す意味で6月13日にピットインで50周年のスペシャルライブを行います。
MAGATAMA を中心にゲストミュージシャン達を加えスペシャルな音楽を企画しています。
皆さん、こんな状況下ですから出来たら無理をしない様気をつけていらして下さいね。
安ますみさんの事
大切な友人であり恩人でもあった歌手の安ますみさんがこの春亡くなってしまいました。
通称ヤッさんはいつもエネルギーいっぱいで太陽の様な明るい笑顔の本当にチャーミングで素敵な女性でした。
お別れの式の時には沢山いる彼女の友達の中でもさかのぼって一番昔から知っているのが僕だというので友人代表として挨拶をする事になりまた。
しかしよく考えてみますと僕にとって彼女の事は知っている様でまだまだ知らない事がいっぱいある不思議な存在でもあったんです。
かれこれ40年数年前にダンモ研の同級生吉田忠興君の家でのパーティーで紹介されたのが始まりですが歌手である事も後から知り毎回会う毎に彼女の凄さがジワジワと分かって来た訳です。
不思議で面白い話題でいっぱいの彼女は八方に渡る広い知識の持ち主でもありました。彼女の話を聞いているといつもへ〜っと感心のしっぱなし。
会うのは数年に一度とか時間的に総合してもそんなに長い時間を一緒に過ごして来ている訳ではないのですが、会うと即座に空白の時間を忘れて昨日の会話の続きが始まる様な僕とってはとても波長が合っていた人だったんです。
今思うに30年程前は僕が音楽やギタリストとして悩んでくすぶっていた時期だったのですが、僕の友人達は皆んなそんな僕の背中を何気無く押してサポートしてくれていたんです。
そんな仲間達の中心に居たのがヤッさんでした。
マネージャーでもないのにいろいろ仕事を作ってくれたり何かと彼女にはお世話になりっぱなしで感謝の気持ちでいっぱいでした。
歌手安ますみ。
あの小さい身体で何であんなに大きな響き渡る様な声が出せるんだろう。
ヤッさんがNew Yorkに来てBill Mays Trioとレコーディングした 数え歌。
今となっては良い思い出です。
一作品だけでも残せたのは本当に良かった。
でももっと彼女の歌声は残したかった。
Matt Wilson drums,僕,Bill Mays piano, ヤッさん,Martin Wind bass,
僕が知っている限りでは彼女は通算4回 New Yorkに来ています。
サダオさんとチンさんとのレコーディングJust Like Old Times の時。
ニッカウイスキーJim Beamのコマーシャル撮影の時。
ミヨちゃんと2人で来た時はペンシルバニアにも遊びに来てくれたね。
いつも会うと歌手安ますみを売り出そうよと彼女自身のキャリアの事をプッシュていたのが常でしたが、いつの頃からか自分の事よりも後に続く若い生徒達を育てて行く事の方に情熱を注ぐ様になっていました。
その辺りの事僕はあまり詳しくは知らないのですがPopミュージック界では彼女の指導のもと成功して行く歌手が続出したのでその世界では大御所に登りつめて行きました。
一人一人の生徒の心に音楽への情熱の火を点ける。
そんな事が彼女自身の使命になっていったのかなと思っています。
式の時にビックリしたのですがこれだけ多くの生徒がいるという事。
きっと素晴らしい先生だったんだと思います。
そしてその生徒達の中から又次々と新しい音楽の才能が生まれて来るのでしょうね。
何回か僕も参加させてもらった市ヶ谷ルーテル教会でのコンサート楽しかったね。
僕にとってヤッさんは友人として女性として人間として尊敬する数少ない人間の中の一人でした。
そんな彼女がもうこの世界にはいなんて寂しいかぎりです。
ヤッさん、ありがとう。
お疲れ様。安らかにお休み下さい。
又会いましょうね。
ご冥福を祈ります。
合掌。
5月25日2021年
MASUO
2021年2月15日
(blogに同文)
お知らせ !
皆さん、
昨年の11月ピットインにてライブ収録された2曲が東京都のプログラム 「アート にエールを!東京プロジェクト(ステージ型)」 の作品としてサイトに上がり ました。
「アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型)」
https://cfa-stage.jp/movie/ ※「新着動画」からご覧になれます。
「アートにエールを!東京プロジェクト」 は、このコロナ状況下の音楽を始め 諸アート分野に関する関係者一同を支援援助するという東京都が発案した素晴ら しいプログラムです。
一般応募により選ばれた人々に一定の援助金が支給され、各々がそれを使い作品 を作りアーティストならではのアングルから、閉塞感がある今のこの世界の窓を 開放して清風を送り込む様な人々の心の為になる事をやって下さい。という素敵 な考えがある何とも粋なプログラムなんです。
どなたがそのアイデアを考えたのでしょうね。
その方々に大拍手喝采そして感謝です。👏
滅多にない特別な機会なので MAGATAMA を中心に、普段出来ない大人数で演奏する場を設けようと決めていました。
これだけの人数のミュージシャンを一堂に集めるのは一苦労でしたが、何とか ピットインの昼の部と夜の部の間の1時間半という時間を使って皆さんに集まっ ていただいてのジャムセッション。
一曲目の新曲 October Surprise にはどちらかといえば僕の年齢に近いベテラン ミュージシャン、そして二曲目の One Word 2020 には若手のミュージシャンを 起用、2011年 ニューヨークで制作された東日本大震災復興支援のための曲です が、今現在の状況にもフィットする曲だと思いました。
コロナ禍で疲弊している世の中を元気づけるために、ベテランと若手Jazz ミュージシャン達が集まって実現したスペシャルライブ、僕にとって忘れられな い貴重な瞬間になりました。
近年頓に存在感が薄くなって来ていると感じるジャズ界。
今回の座長として、こんな時だからこそ少しでもこうやって世の中に発信して行 く事に意義を感じています。
Special Thanks です。
MAGATAMA のメンバー、スペシャルゲストミュージシャンの皆さん、野力奏一 (Horn Arrangement for「October Surprise」)、赤羽壮介/赤羽つかさ(Still Photo)、ビデオ撮影班及び編集スタッ フ、ピットインミュージックスタッフ、レコーディングエンジニア菊地昭紀。
レコーディングエンジニア大橋健慈、メディアスタイリスト、Website 海野和子
アートにエールを につなげてくれた深田貴美子、西松幸一の両氏。
ありがとうございました。
皆さんが楽しんでいただけたら嬉しく思います。
それでは又、
増尾好秋
アートにエールを! ステージ型 『 One Word 2020』
https://youtu.be/hgK39mn6iZE (よかったら いいね ボタンをお願いします)
2021年01月04日
(blogに同文)
新年の挨拶 & 海野君からのメッセージ
皆さん、
新年明けましておめでとうございます。
昨年の2020年は今までに経験した事がない、類を見ない年でしたね。
しかしそんな状況下春からずっと日本に居続けて演奏もし続ける事が出来た僕に
とっては音楽面ではとても生産的な充実した日々となりました。
昨年11月にピットインでレコーディングした「アートにエールをステージ型」
のプロジェクト2曲がもうすぐ出来上がりますので楽しみにしていて下さいね。
昨年秋に始めた海野雅威君支援に全国皆さんにご協力賛同していただいて本当に
感謝しています。
皆さんがサインしていただいた名簿とともに12月現時点での合計支援金 367,500
円の振込をさせていただきました。
実は海野君数週間前から一時帰国しています。
海野君からのメッセージが届いていますのでご報告したいと思います。
それでは2021年素晴らしい年になりますように。
MASUO
--- 海野雅威さんからのメッセージ ---
新年明けましておめでとうございます。
お振込と名簿ファイルを確認させて頂き出来ました。
ありがとうございます!
増尾さんが全国各地、行く先々のライブで支援を呼びかけていてくださった事、
そもそも西松さんのアイディアにより始まった事、
ライブハウスで取り置きをしてくださったお店もあった事でしょう。
大変な時代にも関わらず、みなさま、お一人お一人の温かい想いが伝わってきて
心から感動、感謝しております。
ニューヨークでは週3回リハビリに通っています。
今後は心理的外傷の治療で、心療内科通院も加わります。
みなさまの愛、温かいご支援が大きな希望の光になっています。
必ずまたステージに立てる日が来る事を信じ、
みなさんと共にOne Word持って生きていきたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。
海野
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2020年10月06日
(blogに同文)
海野雅威 支援CD
皆さん、
いかがお過ごしでしょうか。
もうすっかり秋の気配がしていますね。
この日曜日仕事場で来ていたお客さんから New York 在住のピアニスト海野君が暴漢に襲われたニュースを知りました。
すでに支援の輪が広がっていますね。
僕達も何か少しでも手助けが出来ないかと模索している中、西松氏から素晴らしいアイデアが産まれました。
2011年に東日本震災支援として New York で録音した曲 One Word を再度CDにしてその利益を全て海野君の支援にまわす計画です。
実は海野君もその中で演奏に参加してくれたミュージシャンの一人だったんです。
新しくレコーディングした One Word 2020 CD は明日10/07 MAGATAMAで吉祥寺SOMETIME に出演する折に店で発売する予定になっていましたので急遽 One Word 2011 を海野雅威 支援CD として同時に発売する事にいたしました。
奇しくも同じ曲を同時に発売する事になりましたがいろんな意味でこの2曲は全く違うバージョンになっているのでその対比も面白く聴いていただけると思います。
両CD共に1000円で販売いたしますのでよろしくお願いいたしますね。
それでは又、
2020年 10月6日
MASUO
※ 『One Word』CD販売サイトが開設されました (2020.10.20) 。 『One Word 2020』と『One Word 2011』(海野雅威支援) 、いずれもCD-R で 1枚 1000円、送料無料です。
※ 動画 「One Word 2020」 (別窓で開く) 公開しています
2020年8月15日
(blogに同文)
One Word 2020
皆さん、お元気ですか。
僕は元気にやっていますよ。
今日は終戦記念日なので朝からあの戦争についての番組がたくさん組まれていましたね。
全く戦争という不条理と人間の愚かさに心が重くなります。
しかし私達はあの時代に生まれてこなかったという事だけでも本当に幸せですね。
さて今回も3月中頃にこちら(日本)に来たのでもう5ヶ月になります。
このところ一身上でいろんな事が起こっています。
昨年の夏に私の母が亡くなりました。そして秋には僕のwifeの母も年老いて介護が必要になり彼女が住む西海岸の California に引越す事を決めたんです。
さすがに50年近く長年住んだ東海岸のNew YorkとPennsylvania から離れるのは大決心でした。
いっぱいある思い出、そして多くの友人達にも会えなくなる、それを思うと淋しさで心が痛みました。
しかし又全く違う場所と環境で新たに一から再出発するという興奮とワクワク感からエネルギーが湧いて来るのを感じているのも確かです。
という訳で今僕達はCalifornia に仮住まいしていますがこのコロナ状況なので最終的に何処に落ち着くのかはまだまだ分かりません。
ですのでこの春はCalifornia からこちらに来たのですが、乗る予定の飛行機が前日突然キャンセルになり慌てて同じ日の他のフライトに変更して帰って来ました。その数日後にはアメリカからの全てのフライトがキャンセルになったのでスレスレのところで入国出来たという訳だったんです。
チンさんとの一番最初の仕事をやってその後からの全ての仕事はキャンセルや延期になってしまいましたが、僕には実家の相続の事や諸々のやらなくてはならない事務がたくさん有ったので何かと忙しくしていました。
東京にいてこんなにもプライベート時間がある事はこの数十年間ほとんど無かったので人と会う事だけは出来ませんが久しぶりの東京ホリデーを楽しんでいますよ。
暑くなる前はまあ近場ですけれど自転車でそこら中を走り回ったりね。
2011年あの東日本大震災の後アメリカに帰ってから援助支援のために多くのNew York のミュージシャンや諸関係者に協力してもらって One Word という曲をレコーディングして募金を募るプロジェクトをやりました。
今回西松さんからの提案でこの状況の中その第2弾をやろうという計画が発足したんです。先ずは Pit Inn でのライブレコーディングとビデオ撮影を計画したのですが Pit Inn もなかなかお店を開けられなくて一旦その計画は流れてしまいました。
そんな時に西松さんが芸術文化活動支援事業 「アートにエールを! 東京プロジェクト」募集に個人登録して応募してくれてそれが見事に合格。予算が少し出る事になったんです。
作ったものを納めるまでに決められた期限があるので先ずは自分一人で作ろうと思い立ちました。
茅場町にある西松さんの会社にはスタジオがあります。普段は音楽スタジオではないのですが早速試しにナイロンストリングギターだけでレコーディングを始めてみました。
レコーディングエンジニアをやってくれたのは50年前に僕がサダオさんのバンドでやっていた時のバンドボーイだった大橋健慈君。
彼もちょうどこの春に本業だった学校の先生をリタイアーして次の道を模索しているところだったので良いタイミングで又繋がったんです。
西松さんのスタジオはバッチリでした。これからは本格的に音楽のレコーディングスタジオとしても活用されて行く事でしょう。
最初は一人で始めたレコーディングでしたが結局は皆んなに協力してもらって後から海老原淳子のコーラス、落合康介のベース、北井誉人のパーカッションを追加、僕はエレキギターも弾いています。
One Word 2020 として近いうちに皆さんにお聞かせする予定で只今最後の仕上げ頑張っています。
先ずは少人数版ですが後にはこれを基にしてもっと大人数バージョンも作ろうと思っています。
皆さん、この暑さの中無理をしない様体には気を付けて下さい。
そしてまだまだくれぐれも感染しない様に気をつけましょうね。
それでは又、
8月15日 2020年
MASUO
※ Facebookの録音風景写真もご覧ください!
※ 西松氏もこのプロジェクトについてFacebookに詳しく書かれています。
2020年3月19日
(blogに同文)
帰って来ました
皆さん、
お久しぶりです。
お元気ですか。
僕は無事日本に帰って来ました。
世界中が本当に大変な事になってしまいましたね。
今回はこの様な状況ですがお店がキャンセルしない限り予定どおりに出演するつもりです。
先ずは来週の新宿 Polka Dots からスタートですね。(→スケジュールはこちら)
しかし皆さんにはくれぐれも無理をなさらない様よろしくお願いいたします。
一刻でも早く収まってくれる事を祈ります。
それでは、
MASUO