Message from MASUO
増尾好秋からのメッセージ…アメリカ/日本から

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増尾好秋からのメッセージ  [2017-19年]

2019年08月21日
(blogに同文)

8月21日

皆さん、お元気ですか。
僕は相変わらずですよ。
日本は連日の猛暑のピークは過ぎた様ですがまだまだ暑そうで大変ですね。
こちらはもう朝晩になると涼しくて夏の終わりを感じています。

母が亡くなりました。
早いもので今日でちょうど2ヶ月になります。
96歳だったので天命を全うしたという事ですが、別れは辛いです。
心の準備は出来ていたつもりでしたが寂しいかぎりです。
ペンシルベニアの家には今三つの風鈴が吊るしてあります。
その一つが形見になった母が持って来てくれた水沢の風鈴。
チリンチリンと鳴る音を聞いていると知らずと心の中で母と会話している時があり、忘れかけていたいろんな思いが次から次へと記憶の中を巡り、そんな時は久しく感じていなかった長い時の流れを強く感じています。
海外生活の方が長かった僕ですがこの10年間は日本に行く事が多くなったので一緒に過ごせる時間が多くなったのでそれだけは本当に良かったなと思っています。
皆さんも同じだと思います。両親に思う気持ちはただただ感謝のみですね。
供養のためにもさらにがんばります。

 

早いもので又日本に行く日が近づいています。
今回もどんな旅になるのでしょうか。
旅に出る前はいつも気持ちが高ぶってワクワクしています。
皆さんに又会えるのもとても楽しみにしていますよ。

この秋からMAGATAMA のベーシスト変更を決心しました。
先ずは数人の違うベーシスト達をトライする予定です。
塩田君にはMAGATAMA が発足した時からレギュラーベーシストして参加していただいていましたがこの3年間本当にありがとうございました。
MAGATAMA も又違う方向に向かって進んで行くことになります。

一昨日は久し振りにピアニストのBill Maysとリハーサルをしていました。
9/27 の一晩だけ彼と六本木の Keystone Club Tokyoで演奏する事になったからです。(※9/27の予約はお早めに)
彼の今回の来日は仕事ではなく日本に行った事がない奥さんを連れての旅行なのですが、久しびりの来日ですしその時期に僕も東京にいるのでせっかくですので1つだけ仕事を作る事にしました。
彼は滅多に日本では聞けるミュージシャンではないのでピアノファンの方々は是非いらして下さいね。

若い人達は全く知らない様ですが先週8/15はWoodstock 50th Anniversary だったんですよ。あれからもう50年も経ったんですね。
まさに 光陰矢の如し。
1970年にサダオさんのバンドで始めて海外ツアーに出た時にパリで Woodstock コンサートのドキュメンタリー映画のロードショーを皆んなで見に行ったのを昨日の事の様に覚えています。
スイスのMontreux Jazz Festivalsではそれまで知らなかったSantanaを始めて聞いたし僕達も皆髪の毛を長くしてヒッピー全盛期、青春真っ只中でした。

ニュースです。
先週こちらペンシルベニアのローカルラジオWJFFRADIOの番組 Living Jazz に出演しました。
2時間のトーク番組でThane Petersonという方がホストです。
もし興味のある方は、
archive.wjffradio.org
に行き Choose Show を選び、 そして
Living Jazz (Friday, August 16, 2019 12:00 pm のほう) を選べば番組を聞けますよ。
アーカイブなので他のミュージシャンの番組もたくさん入っています。
僕が出演した日はAugust 16, 2019 12:00 pmからの番組です。

それでは皆さん又お会いしましょう。

8月21日 2019年
MASUO


2019年6月4日
(blogに同文)

ツアー2日目

皆さん、お元気ですか。
今日は奥平真吾Band の2日目、黒磯から車で480km富山県の高岡に来ました。
出演する Cafe Navi に到着したのですがマスターがいなくて待ちぼうけ。
でも気持ちいい天気。全員楽しく旅をしていますよ。
僕のケージにもらったTシャツが目立つね。

それでは又、
MASUO

6月4日 2019年

増尾, 奥平真吾(ds), 堀秀彰(p), 古木佳祐(b)
増尾好秋(g), 奥平真吾(ds), 堀秀彰(p), 古木佳祐(b)

2019年03月15日
(blogに同文)

Tony Marino

皆さん、
ペンシルバニアに住むベーシストTony Marinoがドライブ中の事故で大ケガをしてしまいました。6週間もの入院との事です。

Tonyは同じくペンシルバニアに住むサックスのDave Liebman のバンドのレギュラーベーシストとして著名ですが海老原淳子の一枚目のアルバムWithout Youやあの東北震災の時の援助プロジェクトのOne Wordにもリズムセクションとして参加して頂いた素晴らしいミュージシャンです。

援助カンパを募っていますのでもし関心のある方は下に付けましたLinkに行ってみて下さいね。

よろしくお願いします。
MASUO

[ud-network] Can you help a jazz musician in need?

Please help if you can. Thanks. 
Thane Peterson


News and Updates

Can you help? Our bassist Tony Marino was in a terrible car accident a few days ago while visiting his daughter in western Pennsylvania. He broke his wrist, along with his sternum and a number of ribs. His Toyota was totaled. He will be out of commission for six weeks or so.

As you may know, Tony makes his living by playing the bass. He is a wonderful friend and a profoundly creative musician, and this is a devastating situation. We are hopeful that many of our friends can provide some financial assistance to get him through this terrible time.

Gene Perla has set up a donation page to assist Tony and his family with expenses and lost income. Can you join us in helping this wonderful musician? Here is the link to donate: http://perla.org/tony/

Thank you for considering this appeal!
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Posted by: <thane33@aol.com>


2019年03月15日
(blogに同文)

3本のギター

皆さん、お元気ですか。
又日本に行く日が近づいています。
楽しみにしていますよ。
3ヶ月という期間は長い様で短いですね。
出発する時は何時もの事でだいぶ慣れてはいるのですが、新しい冒険が始まるワクワク感と同時に又しばらく住み慣れた巣を離れるさみしさもあるので心の中はいろんな感情でいっぱいです。

three guitars
#1 夏ギター   #2 冬ギター   #3 春秋ギター

3本のギター
昨年の秋日本から帰って来る直前にしばらく音信が無かった昔からの知り合い大阪の山本淳二君からメールが入りました。
ギターを自分で製作する事を決心して今試験的に作っているのでその楽器を試しに僕が弾いて僕の意見感想等を聞かせてほしいのですが... という内容でした。
山本君と出会ったのは僕が一連のエレクトリックバードのアルバムを作っている頃になります。
ギターと音楽を愛する好青年でした。
まめに手紙を書いてくれていろんな質問や自分の曲を演奏して録音したカセットテープを送ってくれたり、ニューヨークまで来て会ったりもしました。
東京に出て行って小西徹さんにも師事していたそうですが30歳になってプロになるのは諦めて大阪に戻り今のモノづくりのプログラムの仕事を始めたそうです。
そして月日が経ち60歳を手前にして長年の夢を叶うべくギター作りも始めた訳なのです。

その山本君が自分でギターを作り始めたという事なので興味深々で二つ返事で引き受ける事にしましたが、一旦入り込むとそれはそれは内容の深い事で、これは完全にチームワークである事に気がつきました。
計らずもこの冬は送られて来たこの3本のギターと毎日を過ごす日々となりました。

僕は極端に言うと気に入ったギターが一本あればそれだけで他には興味を持たないタイプなので今回の様に同じ様な楽器三本を弾き比べるという僕としては今までやった事がない全く新しい経験をさせてもらって山本君には感謝しています。

ブランド名をazucar (スパニッシュで砂糖という意味)と命名されたこのギターはGibsonのByrdlandタイプのショートスケールのフルアコのギターです。
こちらに3度に別けて別々に送られて来たギターは Shirleyがその様に呼び始めたので #1 が夏ギター、#2 冬ギター、#3 春秋ギターと僕達は呼んでいます。
一本づつ微妙にピックアップや作りに違いがあり今のところの僕のフェイバリットは#2 冬ギターです。

デリケートで優しい音がしていて本当に素晴らしい楽器だと思います。
この楽器を弾く事によって僕が最近忘れていた自分の一部を又感じさせてもらっています。
そして改めてギターという楽器の持つ音の深さを再発見ですね。
このギターを弾いていると自分で最近はあまりやっていなかった演奏上の方向や可能性というか、面白さみたいな物を再び感じさせてもらって僕の音楽の中に新たな閃きや情熱が湧いて来るのを感じています。
特にコードを弾いた時のこのギターの音の気持ち良さはスペシャルです。きっと僕の演奏を想像しながら、僕が気持ち良くなる様な音が出る様にと作ってくれたギターなのではないのかと自分なりに勝手に決めています。😄

最近このWebsite 上で僕が演奏する曲の事などが書かれていましたね。
昔からずっと僕の音楽を聴いて来てくれている人達(山本君もその1人)が書いてくれているその内容を読む事で久しく自分で忘れかけていた事に気づかされたりもしています。
周りの人々から素晴らしいアドバイスをもらっているんだなと思うのです。感謝感謝です !
僕はつくづくラッキーですね。
理想的な状況から生まれたこのギターは今の僕にとっては最上の最高の贈り物となりました。

このギターにさらなる課題は実戦に向けてのタフさを求めています。一本のギターでソフトからハードまでいろんなタイプの音楽に対応出来るのが僕の理想です。
どうなって行くのか本当に楽しみです。

もうすぐですね、又会場でお会いしましょう。

3月15日 2019年
MASUO


2019年1月2日
(blogに同文)

Happy New Year 2019 !
 from the Lake

Happy New Year 2019

明けましておめでとう。
新年は雨で始まりましたがいつもより寒くなくて助かります。
今年も健康で幸多い1年になります様に。

1月2日 2019年
MASUO


2018年12月25日
(blogに同文)

Happy Holidays !

皆さん、
お元気ですか。
帰って来て早2週間程が経ちました。
もうすぐ今年も終わりですね。

今日は 一昨日降った雪がすっかり溶けたのでやり残しの落ち葉掃きを終わらせたり、本格的に寒くなる前に片づけてしまおうと思い一日中外の事をやっていました。
そして日が暮れる前にゆったり散歩。
カレーライスを作って夕食。
そんな Christmas Day でした。

この秋のツアーはいつになくあっという間に過ぎてしまった感がありますが、又々楽しい思い出で溢れる充実した日々でした。
いつも応援してくれて本当にありがとう。
心から感謝しています。

Website 上(BBS #4028-#4031) にとつきさんが書いた 花は咲く と 旅の始めに 読みました。
褒めていただいて嬉しいです。
そうなんです、好きなメロディーや曲をみつけると直ぐにギターで弾いてコピーしたりしています。そこは若い時から変わりませんね。
何でも思った事は直ぐにやってみる積極的な気持ちはいつまでも持ち続けていきたいです。
この数年日本再発見中なので東京の自宅で何となく見ているTVから流れる音楽に気をとられる事が多々あります。
そこに今の日本の音楽があるからなのでしょうか。
日本独特の音楽を感じて新鮮です。
ちなみに こころ旅 のテーマソングも好きだし 半分青い のテーマソングも。
MAGATAMA を結成してから、その時々の自分の気持ちに合った好きな曲を取り上げて演奏する事が多くなりました。
それが今の僕の自然な気持ちなんです。
楽しく気持ち良く心がこもった演奏をして、そして自然に演奏の中に愛の火が灯っている様なバンドが MAGATAMA !
来春が又楽しみです。
カコさんのリクエストなので Shoho Love Song もやってみますね。

 

数日前に日本から友人が作ってくれたギターが届きました。(写真)

とても美しくて優しい音色の楽器なんですよ。
慣れる様に微調節しながら毎日弾いています。
このギターについてのお話は又追って報告したいと思います。

2019年も素晴らしい年になります様に、

12月25日 2018年
MASUO


2018年1月1日
(blogに同文)

Happy New Year !

皆さん、
お元気ですか。
明けましておめでとう!
こちらは先週から大寒波が来ていて寒~い新年です。
でも家の中で温かくしていますよ。

本年も健康で幸多い年になります様に。

1月元旦 2018年
MASUO

Happy New Year from the Lake!

2017年12月20日
(blogに同文)

ペンシルバニアからご挨拶!

皆さん、こんにちは。
お元気ですか。
こちらに帰って来て早1週間。時差も直って元気にやってますよ。
帰って来た日は又々雪嵐になってしまってJFKで一夜を明かす事になってしまいました。
これからはもう少し早めに帰って来なければダメですね。
しかしこの数日温かくなり先週降った雪が溶けたので今日は早速落ち葉掃きをやってます。

昨日はArthur's Tavern の仕事で久しぶりにNYに行って来ました。
平川君のドラムに権上康志君のベース。楽しかった。
良い天気だったので向かう途中の夕陽がなんともきれいで感激。
クリスマス前のニューヨークは華やかで人がいっぱいで賑やかでしたよ。

2017年も残すは後数日ですね。僕にとってとても充実した年でした。
僕を応援してくれている皆様一人一人の顔を思い浮かべながら感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

来年も又素晴らしい年になります様に。

12月20日 2017年
MASUO

2017年9月7日
(blogに同文)

(no title)

こちらは記録破りの大型ハリケーンがフロリダに近づいているので大騒ぎです。

今日9/07はSonny Rollinsの87歳の誕生日。おめでたい事ですね。

ご存知だと思いますがこの2ヶ月の間に二人のギターリスト、Chuck Loeb と John Abercrombie が亡くなり時の流れを感じています。

もう直ぐですね、また皆さんにお会いできるのを楽しみにしていますよ。

MASUO

2017年7月18日
(blogに同文)

この秋のスケジュール

皆さん、お元気ですか。
暑中お見舞い申し上げます。

今日は7月18日、日本から帰って来て丁度一ヶ月です。
僕はすっかりこちらの生活に戻り元気に夏を満喫しています。
昨夜は日本から来た海老原淳子と彼女の生徒のゆうちゃんを Newark Airport にて無事ピックアップ。
明日からレコーディングプロジェクトがスタートします。
今朝は二人が日本からお土産で持って来てくれた僕の大好物の佃煮をおかずにご飯と味噌汁を作って朝食。楽しくやっていますよ。

この秋の仕事のスケジュールが大体決まって来たのでお知らせします。
毎回日本に行く度に新しいミュージシャン達との出会いが有り今回は又又新しい組み合わせのメンバーとの仕事も作りました。
この春アルトサックスの土岐英史君のバンドに初めてゲスト出演しましたが、昨年のなかのぶジャズフェスに出演した際に久しぶりに再会した事がきっかけになったんです。
彼のバンドは自身のオリジナル曲を中心に良い曲が多くとても楽しむ事が出来ました。
土岐君の演奏は自然で素晴らしいですね。
それに共演者が皆良くて、彼も僕と同じ様に、若手の優れもののミュージシャンを自分のバンドに使っているんです。
その中でもオルガンの宮川純君のプレーには本当に感心しました。
実は彼の事は以前に沼袋のOrgan Jazz 倶楽部のマスター池さんから、凄いオルガンプレイヤーがいるよと話しは聞いていたんです。
という訳で今回はその宮川純、ドラムの奥平真吾のコンビでオルガントリオの仕事もブックしました。
楽しみです。

この数年日本に来る毎にジャズミュージシャンにとって理想的な環境で演奏が出来る状況になって来ているので嬉しく思っています。
そしてとびっきりにフレッシュな若手の精鋭ミュージシャンを集めて作ったMAGATAMAの演奏活動も軌道に乗り始めたし、それ以外にも好きな他のミュージシャン達とのトリオやデュオの仕事も多くなりました。
常に様々な違う編成やスタイルの音楽を演奏しているのでワンパターンにならずそれが刺激的で啓発され続けています。
模索しアイデアや思いつきをトライしながらいつも新鮮な気持ちで演奏を楽しめるので最高なんですよ。
気に入ったミュージシャンに出会ったら直ぐ一緒に演奏してみる事が出来る事もジャズミュージシャンとしての醍醐味ですね。
毎回の演奏に新しい発見があってますますギターへの情熱が高まっています。

そのギターの話しですがこちらに帰って来て以来ヤマハのセミアコ SA-1200 にハマっています。
いつものES-175 を弾いたら何となくしっくりこないのでヤマハを弾き始めたんですが気に入ってしまいました。
日本で使っている二台のギター Pensa-Suhr とギブソンのフルアコの中間ぐらいの感じの音の出方と弾き心地が今の僕の気持ちに合っているからなのかな。


    Gibson ES-175           YAMAHA SA-1200

このYAMAHA SA-1200 は80年代 Sonny Rollins バンド時代に使っていたギターなのでケースに貼ってあるステッカーを見ると世界中を巡り回っていた事が良く分かりますね。

皆さん、又9月にお会いしましょう。
楽しみにしていますよ。

それでは又、

7月18日 2017年
ペンシルバニアにて、

MASUO


2017年6月1日
(blogに同文)

四国ツアーそしてPit Inn

皆さん、お元気ですか。
チンさん井上信平さんと四国のツアーに来ています。
昨夜が初日で松山。
今日は新居浜のサンジェルマンのマスター秦さんの運転する車で左手に瀬戸内海を見ながら高松にやってきました。僕達相変わらず楽しくやっていますよ。

気がつくともう6月、今回の春の日本ツアーも終盤です。
あっという間でしたが今回もいろんなところで演奏して楽しく充実した時を過ごしています。
毎回こちらに来る毎に今まで行った事のない始めての会場やお店での演奏、そして新しいミュージシャンや音楽関係者達との出会いで日本での自分の音楽世界が徐々に広がって行くのが感じられて嬉しい限りです。
MAGATAMAもやる毎にますます良い感じになって来てバンドとしての一体感が出て来たし、ポジティブな素晴らしい若い世代のミュージシャン達と一緒に音楽をやっているとエネルギーをいっぱいもらって本当に幸せです。
1971年6月13日にNew Yorkに旅立った日なので6月13日は僕にとってスペシャルな記念日。
日本での始めての自分のバンドPower Spotをスタートした時もこの日を選んでPit Innで初演奏しました。2012年6月13日でした。
MAGATAMAの今期仕事納めになるPit Innでは自分のバンドを始めて5年目になる区切りとして、何かいつもとは違う事をやってみたいと思いホーンセクションを入れるアイデアが生まれました。
ホーンセクションは幹子さんの紹介でトランペットの佐瀬悠輔さん、それに北井君と国立音大同級生のテナーサックスの芹澤朋さんの若者二人を選びました。
さて、MAGATAMAがどの様なサウンドになるのか皆さん期待して下さいね。

6月1日 2017年
高松にて、
MASUO


2017年2月8日
(blogに同文)

Truthful Perceptions: Bob Cranshaw
                by Russel Blake

昔一緒にやっていたベーシストの Russel Blake が、亡くなった Bob Cranshaw について書いています。
素晴らしいアーティクルなので皆さんにも是非読んでいただきたいと思いました。

https://russelblake.wordpress.com/2017/01/21/truthful-perceptions-bob-cranshaw/

僕は彼の書いている事に100%同感なんです。
先日のBob Cranshaw のメモリアルサービスで久しぶりに会ってそれ以来メールで文通し合っています。
ちなみに Russel はベーシストAlex Blake の弟ですよ。

MASUO

2017年2月5日
(blogに同文)

Bob Cranshaw Memorial そして学ちゃん

このところたて続けに二人の音楽仲間が旅立ってしまいました。
Sonny Rollins のバンドの時のベーシスト Bob Cranshaw そして同じくベースの高梨学ちゃんです。
Bob は僕がまだ日本にいた時の昨年秋の11月に亡くなり、学(ガク)ちゃんは昨年12月27日に平川君の仕事で Arthur's Tavern で一緒にやったばかり、それから一ヶ月も経たない1月25日に急死してしまいました。

Bob は僕がこちらに来てからのいろいろな意味で恩人の1人です。音楽はもちろん1人の人間として心から尊敬していた方でした。
先日1/30 New York のミッドタウンにある Saint Peter's Church でメモリアルサービスがあり行って来ました。
ジャズシーンのみならず広いジャンルの音楽界で大きな貢献をしていた事や、ミュージシャンのユニオンでの幹部としての活躍、そして何より皆に愛される温かく親切で面倒見が良かった人柄だったので、会場は多くの人で溢れていました。
悲しい折なのに彼のおかげで昔からの友達が一堂に会して、僕も久しぶりに会っていなかったいろんなミュージシャンにも会う事が出来て、彼の旅立ちを祝す心温まる素晴らしい式でした。
途中で関係者のスピーチや多彩なコンビネーションでの演奏もあり、圧巻は最後の The Sidewinder の演奏 Barry Harris, Monty Alexander (P), Steve Jordan (D) + 10名以上のベーシスト(アコースティック& エレクトリック) + 3管のホーンセクション

The Sidewinder

R.I.P Bob

ピアノの海野君も来ていたので帰りはダウンタウンのBlue Noteまで送ってあげました。
その週はトランペットの Roy Hargrove のバンドが出演していたのです。
彼はつい最近 Royのバンドのピアニストに一躍抜擢されて今月中には日本のBlue Noteにも行きますよ。頑張っていますね!

学ちゃんの式は2月3日にVillageのBleeker Street にある Funeral Home で行われました。
どうしても学ちゃんという呼び方で呼んでしまうんです。
とにかく優しくて角が無くて、そんな彼だったから人望が厚かったんですね。
まだまだこれからだ、というのに残念でなりません。
又々たくさんの友人や関係者が集まって別れを惜しみました。
遠路日本から来た同級生や、又久しく会っていなかったNYの日本人のミュージシャン達。
あまりにも急な出来事なので、皆まだショックから立ち直れなく、信じられないという気持ちだったと思います。まだ52歳だったんですよ。

12月27日Arthur's Tavern で一緒に演奏した時の写真です。

学ちゃん自撮りのトリオ

そしてこれが彼から受け取った最後のメールになってしまいました。彼が撮ってくれた写真付きです。
ちょうどその夜は学ちゃんの奥さんも来ていたので、休憩時間に動物好きな僕達、猫の話題で花が咲きました。

増尾さん

あけましておめでとうございます

猫レスキューのお話、素晴らしいと思います。
そしていつもながらパッピーな音楽エネルギーを有り難うございます。
お陰で楽しくミュージシャンを続けてゆくことが出来そうです!
猫ステッカーの写真です
奥様と猫のみなさんに宜しくお伝え下さい。

ガク

                 (クリックでもう少し大きくなります)

同級生が心から出る様な言葉で言っていました。学ちゃんは世界一のベースプレイヤーだったって。
僕もそう思うよ。

2月5日 2017年
MASUO

 

2017年1月1日
(blogに同文)

明けましておめでとう

皆さん、
明けましておめでとう!
2017年も楽しい素晴らしい年になります様に。

Shirley, Masuo, and Cat

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