(※ この被災地支援レコーディング記事のURLは http://ymasuo.com/fmmasuo/masuo06.htm です)
レポート 完結編 |
2011年7月 [この文のURL] |
★One Word レコーディングプロジェクトについて最初から読むには | |
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最初から最後までこんなに気持よく出来たプロジェクトは他にありません。目的が良いとみんなの結束力が違うんですね。 |
この完結編は第3弾にあたります。5月19日にニューヨーク Avatar Studios で行われたレコーディングと、その日以降にペンシルバニア州 Kakinoki Studio で行われたレコーディング について。 ★当サイトで |
■ Mark SoskinMarkとは今までに僕がプロデュースするプロジェクトで沢山一緒に仕事をして来ています。海老原淳子さんのアルバムも彼にやってもらって好サポートしていますよ。Sonny Rollins のバンドでは彼とは一度も一緒にやっていませんが海老原さんの2作目では始めて一緒に演奏もしています。 この日は彼のスケジュールの都合で一番乗りでやる事に決めていました。一緒にやる事に予定していたトランペットの Tom Harrellが結局来れなかったのが残念。(クリックで別窓に拡大→) |
■ Bill O'ConnellBillは僕が1980年代2度目にSonnyのバンドに参加した時のメンバーでした。その頃のメンバーのドラムのTommy Campbellと共に僕のアルバムMellow Focus でも共演しています。ラテン音楽が得意でずっと長い事フルートのDave Valentine のバンドで活躍しています。チョッと声をかけたら昔の友達が気楽に来てくれてすごく嬉しかった。この日彼に会ったのは本当に久しぶりだったのでもっとユックリ話でもしたかったなあ。 |
(※各写真をクリックすると別窓/別タブに拡大表示できます) |
■ Bob AlbaneseBob も時間がなくて スタジオに入って来てサッとやって ありがとうじゃーね。10分の早業。 ピアニストですがピアニカを 持っていたのでそれでやってもらいました。 |
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■ Clifton Anderson 、 Ben KraefSonny Rollins の甥っ子であるCliftonも日本の事を思って風邪を引いてしまって体調が悪かったのに駆けつけてくれました。 Ben は時々Arthur's に遊びに来ます。いつも好きなSonny Rollins の話しをしながら眼をキラキラさせているドイツ人の若者です。 この二人にはホーンセクションのパートも吹いてもらいました。 |
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■ Kirk 今村今村さんとは以前一度スタジオを使わせていただいた位でそれほど面識が有った訳ではないのですが今回の事を相談した所 快く協力してくれて本当に心からスペシャルサンクスです。 |
■ Susan Pereira、 Carol Moore、 Gino Sitson、 Dennis Day Susanは盲目のブラジル人の素晴らしいドラマーVanderlei Pereiraと結婚しています。彼等のレコーディングをヘルプした事もあるし その二人は昔からの友達なんです。今回も時間がなくてコーラスの事で相談したらCarolを連れて来てくれました。 Ginoはアフリカ カメルーン出身です。数年前彼とピアニストのなら春子ちゃんと3人で南米の演奏旅行に行きました。このところ一緒にやっていませんが3人でやるといつも楽しいので何時か作品にもしたいなと思っています。 Dennisも数年前に彼のレコーディングをヘルプした関係で声をかけたら気軽に来てくれました。みんないい感じで和気あいあい。 Just One Word Make It Forever! |
■ Bob Mover
久しぶりに会ったBobはやっぱり相変わらずでした。彼とのつきあいもかれこれ40年。いま小さい子供がいてお父さん をやっているので子供の世話で大変な中駆けつけてくれました。彼のソロの前のオルガンのソロを聞いてこれ誰?小曽根君だと 告げたら偶然にも小曽根君がバークリーの1年生の時Bobがアンサンブルの先生だったんだそうです。 |
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■ 海野雅威Bob と組んでもらった海野君はすっかりNY生活にも慣れて来ている様です。彼も一人で頑張っています。 チンさんとのレコーディングでニューヨークに来たのがもう4年位前になるのかな。その時からすでに素晴らしいピアニスト でしたが最近はもう顔つきが違いますね。もっと表情が豊かだし自分の主張があるし、そういった変化して行く人間性が これからの彼の音楽に反映して行くのだと思います。これからが楽しみですね |
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■ 定村史朗史朗君もNY生活が長いですね。彼とは音楽の上であまり接触がありませんが、昔から一貫して自分の音楽を追究する姿勢を貫いている誠実で清いミュージシャンだと思っています。 彼からのメールの返事が ぜひ手持ち弁当で参加させて頂きたいと思います それを読んでもちろんすごく嬉しくなってしまいました。 |
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■ Soren Mollerデンマーク人の Soren とはこの3年ドラムの平川君の毎火曜日の仕事 Arthur's Tavern で一緒にやっています。彼も忙しいので NYに戻って来ると又一緒にやるという感じですがこのプロジェクトで日本の皆様にも紹介出来るという事も嬉しく思っています。 ピアニストでもありますが彼もこれから前途有望な若者ですね |
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■ 百々徹ドド君もすっかり自分の音楽を確立して活躍の場を日本にも延ばしています。彼は本当にユニークなピアニストですね。 偶然にも今回はジェネレイションが違う最先端の日本人のピアニスト4人が一堂に会したという事でとても興味深い内容になりました。 こんな事は普通だったら有り得ない事ですね。 震災は彼にも大きな影響を与えた様です。 |
![]() Soren Moller、 百々 徹 |
■Lew Soloffこの日最後に来てくれた Lew はブロードウェーのショーの仕事が終わってから駆けつけて来てくれました。最初の予定では7時頃遅くても8時でレコーディングを終了するつもりでいましたが彼が来たのは9時頃だったかな。 途中彼から何度も電話がかかって来て自分が行く前にセッションが終わってしまうのではないかと心配していたんですね。 |
彼にはこのプロジェクトに参加する事に特別な思いがあったんです。この夏に行く事になっていた日本のツアーがキャンセルに
なってしまったので日本のファンの方々に申し訳ないと思う気持がとても強かったんですね。ですから何としてでもその気持を伝えたい
という事でそれが出来るこの機会を逃したくなかったんです。
長い仕事の後だったのにソロは勿論ホーンセクションも全部やってくれましたよ。この日ただ一人のトランペットだったので彼の存在も大でしたね。
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Shirley、 今日のアシスタントBob、カツ、 シノブちゃん レコーディングエンジニアの内藤君(カツ)とは JazzCity をやっていた頃からの仲間です。今回はタイミング良く彼にやってもらえたので大助かり。かなり人数が多いメンドウなレコーディングだったけれど日本人ならではの素早い几帳面な仕事をしてくれてスムーズに進行出来て本当に素晴らしかった。 みんな遅くまでお疲れ様 ! ありがとう Photos by Takehiko Tokiwa ここからは又 Kakinoki Studio です。 |
■ Alisa Horn 、 Bill Mays何時も忙しい Bill Mays ですが時間を見つけて来てくれました。 Alisa Horn は Bill のバンド Invention Trio と言うピアノ、トランペット、チエロという編成のバンド仲間です。Alisa は今回のプロジェクトに賛同してくれて NY から駆けつけてくれました。 |
■ ケイ赤城ケイから参加したいという事を聞いた時信じられませんでした。でも彼の気持を理解した時に 嬉しさでいっぱいになったよ。彼がこの時期にわざわざイーストコーストまで来れたのも震災の影響です。この数年何時もこの時期になると日本に行って音楽のクラスをやってから全国ツアーをするというスケジュールだったんですね。今回は震災でキャンセルになったからこちらに来る事が可能だった訳です。僕達一緒にレコーディングしたのはこれが始めてです。 |
![]() ケイ夫婦の数日間のペンシルバニア滞在は楽しかった。二人にとっては久しぶりのイーストコーストバケイション。丁度タイミング良く Bill Mays と僕の演奏会も有ったし、NY のイタリアンレストラン最高だったね。 |
![]() ■ Shirley 、 Judy Anton Akagi The Twolips 久しぶりの再編です。 Runaway (※) をやってもらって以来だね。 (※2008年発売のCD「Life Is Good」に収録) |
ケイが言うには町のバスケットボールチームのおばさんだって |
■ Phil Woodsケイが来るという事になったのでもう一人ソロイストを探していましたが最初に予定していた人が出来なくなったので Phil に連絡してみました。彼の身体のコンディションもあるしダメでもともとと言う気持でお願いしましたが1つ返事でいいよ と言ってくれました。 |
前にも書きましたが彼も同じペンシルバニア州の住人です。震災の後ほとんどの外国からのアーティストは来日をキャンセルしましたが彼は来日しました。 Bill Mays もバンドメンバーなのでブルーノートに会いに行きましたがあんな時に来てくれたなんて日本の一ファンとして嬉しかった。そんな彼に対する尊敬の念が更に強まったのは勿論です。ポジティブに一日一日を生きている彼の様な人間のそばにいると知らず知らずエネルギーをもらって気持が充実してしまいます。 |
![]() 彼のレコーディング6月22日でしたが今回のトリになりました。 今年の秋11月2日は彼の80歳の誕生日です。僕はまだ日本にいますが何とか祝してあげたいと思っています。 みんなで祝してあげましょうね。 Thank you Phil ! しかしまだ最後のオチがあるんです。 |
![]() ■ コーディングの後、Phil を彼の家まで送って行ったのですが途中で鹿が横から飛び出して来て車にガボン! ドアーが壊れて 大破です。エアーバッグも開かなかったし僕達は大丈夫だったので良かったのですがこんな忙しい時に又メンドウな事が増えて しまってトホホ...... これが田舎の生活です。 |
![]() ■ Jay Messina 彼とは『MASUO』という一人で作ったアルバムの頃からのつきあいです。様々な分野のヒットアルバムを手がけている名エンジニアでチンさんとのアルバム Around The World も彼の Mixing, Mastering なんです。 彼に相談した所気持良く引き受けてくれました。彼も日本の事を愛しているんですね。日本に行く直前の6月24日ウエストサイドの彼のアパートに久しぶりに行きました。レコーディングのテクノロジーもすっかり変わって今は Pro-Tools と言うコンピューターをベースにした録音機材を使う事がスタンダードになりました。いろんな意味で昔の録音方法から比べたら格段の差なんです。とっても便利なんですね。このプロジェクトもこんな機材があるからこそ手軽に出来た事です。 僕の新しい柿の木スタジオで録ったリズムセクションの音も良いねって褒めてくれました。 |
![]() ■ 久しぶりに(たぶん20年ぶり位)Boss のオーバードライブを使いました。長い間使っていなかったので大丈夫かなと思いながらバッテリーを入れたのですが少しつまみにガリが有った位でバッチリ。日本の製品は本当にすごいね。 |
![]() ■ 家のネコさん、 Life Is Good In PA (ペンシルバニア) |
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| 2011年6月13日 [この文のURL] |
6月13日は40年前1971年に僕がアメリカに来たアニバーサリーの日なんです。直居君と二人でニューヨークに6ヶ月滞在するという事だけを決めて出発した旅でした。6ヶ月が過ぎて直居君はクリスマス前に日本に帰り僕はもう少し居残る事にしたのですがそのまま住む事になってしまった訳です。 実は今日はソニーから送られて来た僕の復刻アルバム24の修正盤のCDを久しぶりに聞いていました。音とびの事がこのホームページでも話題になっていましたね。それに気がついて新たに修正盤を制作してくれたんです。今回は念には念を入れるという意味で僕にチェックしてもらってから再プレスする様に決定したんだと思います。ありがたい事です。 久しぶりに聞いた24は懐かしかった。トコちゃんのドラムを叩いている姿が眼に浮かぶよ。市川さんのフェンダーローズ、チンさんの Corvallis のソロ、ワォ〜だね。サダオさんのフルートって本当に良い音してるね。心に響くよ。ツノヒロのドラムもいいね。 40年という時間を考えると気が遠くなる程のいろんな事が有って、ここまで来た自分の事、本当に思うよ、奇跡だね。でもつくづく周りの人に助けられて生きている事を最近は実感します。皆さんありがとう。感謝、感謝です。 発信といえば One Word のレコーディングプロジェクトは着々と進んでいます。5月19日のNYのAvatar Studio でのレコーディングは沢山の友人達が集まったパーティーみたいなリラックスした雰囲気の中素晴らしい一日だった。 感動と言えば最後にもう1つ。ロスアンゼルスに住むケイ赤城がこのプロジェクトの事を知って是非参加したいと言って来てくれたんです。彼は家族が仙台なので今回の震災には特別な思いがあるんですね。義援のためのコンサートももうやったそうです。 MASUO |
被災地支援 One Word レコーディングプロジェクトについて 第2弾
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| ※続きのOne Word Recordin Project 完結編へジャンプ↑ | |
| (2011年5月15日アップ)[★この文のURL] |
4月17日(日)2011年 晴 散歩に来た哲学堂公園のベンチに座って書き始めています。サクラの花はもうほとんど散ってしまって葉がすっかり出ているね。温かい午後の日差し、サクラの木の下で数組のグループが最後のお花見を楽しんでいます。足元にはハトが餌をあさってトボトボ歩き回っているし東京の空の下は何事もなかった様にとても平和です。 3月11日はチンさんのところでレコーディングをやっていました。レコーディングの2日目、さあこれからやるぞというところで地震が来たんです。もちろんそれで中断してしまった訳ですが、それでもしばらく休んでから気を入れ直して数曲レコーディングしました。 昨日チンさんと一緒に今度のレコーディングについての雑誌のインタ ビューをしたのですがその時の事に話が及びどの曲をその日にレコーディングしたんだろうという話になって考えてみたら僕もチンさんも全く思い出せないんですね。というよりそのレコーディング全体が今になって思い出してみると何か夢のなかの事だったみたいで現実感がないんです。あんな状況のもと良くスタジオにこもってやっていたなと思うよ。 僕にとって日本に帰って来るという事は毎回エキサイティングな新しい旅。故郷に帰って来ていろんな事が重なり合って何時も新しい経験や発見で勉強になる事でいっぱいなんです。生きている事を再確認する充実した時間になる日々なんですね。でも今回はその中でも本当に特別でした。僕はアメリカに住んでいるので2つの国の事を何時も何かと比べる事が多々あります。どっちも良い所悪い所があるんだよね。しかし今回は日本の良い所をたくさん再発見したと思いました。いままでネガティブに感じていた事がその良さが解ってきたりね。とにかく自分の故郷日本がもっともっと愛しくなって自分が日本人である事にさらに強い誇りを持つようになりました。 海老原淳子さんとの演奏やツアーも楽しかった。何処に行っても彼女の歌は大受けでアンコールアンコール。芦屋ではついに舟歌までご披露。僕達の演奏を聴きに来て下さった方々にもう一度、ありがとうございました。 芦屋の Left Alone さん、金沢の もっきりや さん、大阪の Mr Kelly's さん、こんな時に本当にありがとうございました。
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被災地支援
One Word
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被災地支援レコーディング この度の震災を東京で体感して、いろいろ考える事や感じる事でいっぱいで、こちらに帰って来てから何か出来ないか考えていたのですが 1つアイデアが浮かんだのでそれを今進めています。この様な時にふさわしい曲調の自分の曲 One Word が有るので それをレコーディングしてその曲からの利益を全額被災地支援のために日本赤十字に送ろうと思っているのです。 そこでもうすでに先週の土曜日にはレコーディングを始めました。 下にそのレコーディングの時の写真を付けておきますね。 友達のミュージシャン達で是非ドーネイションでレコーディングに参加したいと言う人が沢山います。僕は今ペンシルバニアに住んでいるので いちいちペンシルバニアに呼んでやるのでは大変なので、ニューヨークの Avatar Studio のオーナー Kirk 今村さんに相談したところ、とても協力的に考えてくれて来週の5月19日(木)、20日(金)あたりにスタジオ使わせていただけるという事になりました。 それでは又、 5月14日(土)2011年 |
※ 以下の写真はペンシルバニア州の田舎にある柿の木スタジオです。 |
![]() 一枚の紙っぺらから音楽が始まる ※OneWord購入者にはこの手書き譜面のスキャン画像をA4サイズPDFファイルでプレゼント ※各写真をクリックすると別窓に拡大. |
![]() 僕のセッティング ニューヨークに来てから初めてのリーダー作 111 Sullivan Street のレコーディングの頃から使っている ネコ達の爪研ぎに使われてボロボロの Fender Princeton Amp に Sailing Wonder の頃からのBoogie Amp |
![]() The ペンシルバニアリズムセクション Tony Marino (Bass) Marko Marcinko (Drums) 千の言葉を....... |
![]() ミスターベースマン Tony |
![]() 何時もおなかへらしてる Marko |
![]() 後ろの壁にかかっている絵を見てね |
![]() ワ〜イ 楽しいなぁ〜 |
![]() ギターおじさん |
![]() どうだっ! |
![]() 支援のためならと快くやってくれた レコーディング エンジニアの Michael MacDonald にも Special Thanks です |
![]() ニューヨークからわざわざ来てくれたアシスタントのシノブちゃんと Michael みんな良い人ばかり |
![]() The Cat Another Nice Day In PA |
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※ 続きの文は 6月13日記事(その後半部分がOne Wordについて)↑ ※ 急ぐ人は当ページの One Word レコーディング 完結編へジャンプ↑ |
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