Home | Reports Index に戻る 増尾好秋Webサイト

[← 前のライブの記録] [ステージ編1] [番外編]  [次のライブの記録 →]

May and June 2008 Japan Tour


     ※2008/6/3仮アップ            → 同ツアーの[ステージ編1][番外編] へ

2008年5-6月日本ツアー写真集 [ステージ編2] 北海道 

今回の日本ツアーで、増尾さんは東北や九州・四国、裏日本には行かなかったので、「なんで北海道と岡山でばかり連夜ライブを?」と 疑問に思った人も多いかもしれません。 実は、北海道はベーシスト ノリ奈良岡さんの出身地。そして岡山は奈良岡さん奥様の出身地なのです。
最初、増尾さんがノリさんと日本ツアーに来ると決まったばかりの時点では、北海道や岡山を特に考えてはいなかったようです。

そのあとで北海道と岡山へ行く話が浮上。マネージャー氏ではなく奈良岡さんが地元でのライブをブッキングしました。来日前のご夫妻は、そのマネージメントで忙しそうだった。奈良岡さんが増尾さんを北海道と岡山へ連れていってくれたという感じですかね。
北海道4本のライブのうち後半の2本を、東京から北海道へ飛んだ とつき さんがレポートしてくれました。

■札幌 Heaven Studio にて
増尾好秋(g)、
ノリ奈良岡(b)、
館山健二(ds) トリオ

ゲスト:
ESMIE(エスミー)(vo)、
宮窪Muddy宏明 (blues harp)

石狩GROOVY
新ひだか町公民館でも
同トリオで。

IMG_0335_50trm.jpg (51928 バイト)
ノリ奈良岡(b)、増尾(g)、館山健二(ds)   Photo by とつき

北海道遠征記

北海道は緑も多く、道路や建物もゆったりとつくられ、何よりも吹く風が湿気が少なくクールなので心地よく、これはまさに Masuo Music じゃあないですか。北海道の土地柄は増尾さんに似ている! とゴキゲンな心持ちで、いざライブに。
すすきのヘブンスタジオは立ち見が出そうな満員でした。客席に若い女性の姿も見られ、「さすが土地柄の合う北海道の増尾ファンは年齢層も若々しい」と感心していたら、地元出身のノリ奈良岡さんのお友達でした。(納得)
ブギーのアンプも津軽海峡は渡らなかったようですが、私なんぞには音の違いは判らず、相変わらずのゴキゲンな増尾サウンドを堪能しました。途中、札幌在住20年というエスミーさんとの共演や、マスターの宮窪さんとのセッションなどもありましたが、印象に残ったのはファンの方が持って来た「サンシャインアベニュー」のレコードを、新レーベルの話をする時に「ちょっと貸して下さい。ありがとう。 皆さん、これは僕の昔のレコードなんですが、新しいレーベルもこれと同じ名前なんです。」と紹介していたこと。客席とステージの距離が本当に無い気さくさでした。
そのレコードは、休憩時間中にBGMでかかってました。(ノリ奈良岡さんが茶目っ気でかけていたような。。)
最後、「何を演ろうかな」と選曲に迷っている時、心の中で「One Word !」とリクエストしてましたが、その通り演奏して頂き、楽しい札幌の夜でした。 (その後私はラーメン横町へ。)

IMG_0328_50trm.jpg (35861 バイト)

IMG_0338_50t.jpg (32340 バイト)
Photo by とつき 氏

▼ESMIE (vo)   ▲宮窪Muddy宏明 (blues harp)

IMG_0332trm.jpg (29047 バイト)

IMG_0331trm.jpg (27988 バイト)

■石狩市 熊谷病院  

IMG_0342_25.jpg (37998 バイト)


多目的ホール
IMG_0344_25.jpg (39509 バイト)

翌日の熊谷病院。 なぜに病院? と思っていたら、ゲストの紹介の時に判りました。ノリ奈良岡さんのお父さまがここで音楽療法をなさっているそうで、ノリさんは小学生の頃からここで演奏していたとのこと。 チャリティコンサートと銘打ってあり、会場も体育館みたいなところでした。 増尾さんが体育館、 とそのマッチングに興味津々でしたが、なんだか中学校の学園祭を思い出させる残響の空間で、いつも通りの演奏をいつも通りのパッションでパフォーマンスする増尾さん。却って(またも)客席とステージの距離も無く、「世界的ギタリスト」という肩書きも関係無く、楽しそうに演奏するメンバーと楽しく聞いているパイプ椅子の客席とが、純粋な関係になっていると幸せな感覚の中で思いました。
最後の曲は「熊谷理事長を踊らせたい」と選んだカリプソリズムの曲 St.Thomas 。 理事長を先頭に数名が列をなして踊りながら客席とステージを練り歩き、最高に楽しい時間でした。 鳴り止まぬアンコールの拍手を One Word の手拍子に誘導し、今までに無い大きな手拍子の中で歌う増尾さん。
北国の体育館は寒々とした空間ではなく、最高に暖かくてハッピーな空間でした。 (その後私はすすきのの居酒屋へ。)

PS. 二夜ともゴンドラの唄と No More Dreams も聞けて、増尾さんの歌をたっぷり楽しめた夜でもありました。

         特派員 とつき

IMG_0345_25.jpg (39190 バイト)

IMG_0351_33trm.jpg (34771 バイト)

ノリ奈良岡さんのお父さま
奈良岡明憲 (sax) 氏を
加えたカルテット→

 

 

IMG_0355_12.jpg (12426 バイト)

↑St. Thomas で踊る↓

IMG_0353_50.jpg (79950 バイト)
IMG_0356_50trm.jpg (117174 バイト)

Photo by とつき 氏

 

新ひだか町公民館 でのライブの模様とインタビューが
  sey**200020*0 さんの「いなかもんが行くR from HOKKIDO」ブログ記事にあります。

→ 同ツアーの[ステージ編1][番外編] へ

Home | Reports Index に戻る

▲ Top of this Page