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※2008/5/17仮アップ、5/28更新 (後日 追加するかもしれません)
■5月1日湯河原で--増尾さんの今回の来日は、日本各地で演奏する仕事に加えて、ピアニスト菅野邦彦さんに会うことも一つの目的だったとのこと。菅野さんは伊豆半島の先端のほうにある下田にお住まいで、演奏活動はそれほどされていないようだけれど、湯河原にある檜(ヒノキ)チャリティコンサートホールの八角堂で毎月1日にライブ演奏されている。増尾さんは5月1日に八角堂で「菅野邦彦と仲間たち」と一緒に演奏し、その夜そのまま下田へ南下して、菅野さんと3日間ほど過ごしてきた。
八角堂でのライブには、海老原淳子(vo,p) さんも飛び入りで参加された。彼女のBlog の5月3日付け記事★「おあそび檜ライヴ」に、豊富な写真入りで書かれているので、それをご覧いただければと。このページではそれらの写真と違ったものだけをご披露。
上の写真は、 吉祥院サイト内の檜チャリティコンサートホールページ より。
ライブが終わってから、増尾さんと海老原さんは、八角堂と一続きになっている檜(ヒノキ)大ホールをちょっと見せてもらうことに。 大ホールは、檜ホールのホームページによると座席数300席。なだらかな階段状にヒノキ製の客席が並んでいる。客席通路をどんどん降りていくと、降りきったところに平らなステージスペースがゆったり広がっている。そこにピアノが2台。ベーゼンとスタンウェイ。 海老原淳子さんがさっそく手前のベーゼンを試し弾き。(ベーゼンなのに)「弾きやすい!」と驚いている。増尾さんはスタンウェイのほうへ。スタンウェイのほうでも試奏が始まった、と思ったら、海老原さんのピアノに合わせて弾いている! グランドピアノ2台のデュオ、しかも増尾さんがピアノを! めったに見られない光景に、あわててカメラが向けられた。
写真をもう一枚。
こっちはピアノのペダルに足をかけている。木のぬくもりが優しく、ヒノキの香 かぐわしく、清々しさの漂うすばらしいホール。東京からはちょっぴり遠いものの、このホールは一度来て見るに値すると思う。
このあと八角堂での打ち上げ。20名ほどの大人数で食事をご馳走になった。大家族での食事のようで、あたたかく くつろげる空間だった。美味しかった。ほんとにありがとうございました。
JR東海道本線の真鶴駅から徒歩25分くらいの場所ですよ。帰りの夜道を駅まで行くには、道に慣れていない人の場合タクシーを呼んだほうがよさそうです。
■5月9日Motion Blueの楽屋にて -- これは1st セット後の休憩時間です。
Motion Blueは客席からのステージ撮影禁止なので、リハーサル中にステージ写真を撮らせてもらいましたが、海老原淳子さんはリハと本番で服装が異なったので、この服でのステージ写真がありません。彼女の鍵盤ハーモニカ(お持ちのブランドはメロディカ)の演奏もいいですね。 鏡に増尾さんが映っています。 (海老原さん、楽屋まで呼んでくださってありがとう)
こういう連続の写真も動きが感じられていいでしょ? これは、単にシャッターを何度も押しただけです。
■5月12日新宿New Tone's Appleに飛び入り--この日は海老原淳子CD発売記念ライブで、海老原淳子(vo, p)、大角一飛(b)、スティーブ・ジャクソン(ds) という出演予定メンバーだった。そこへ増尾元章(g)、増尾好秋(g)、大ベテラン水橋孝(b)さん、そして海老原さんのお弟子さんで今年浅草ジャズコンテストのボーカル部門グランプリを受賞した中溝ひろみ(vo)さんが飛び入り出演という、豪華キャストとなった。水橋孝さんは、9日新宿 J の増尾トリオライブに飛び入りされたが、その際に、12日淳子さんライブに増尾兄弟が遊びに来る予定を聞いて俺も行くよ、ということになったらしい。モッチさんは、耳の悪化もあってしばらくライブで演奏していなかったが、この日は2ndセットの始めから最後まで演奏した。2年前にPIT INNで1曲だけ兄弟で演奏されて以来の兄弟共演。さらに、海老原淳子さんとモッチさんとは初共演(海老原さんとモッチさんとの間には面白いエピソードがあるが、これはまた別の機会に)。見どころ聴きどころ満載のライブだった。
この日のステージの模様は、海老原淳子さんブログの★「5月12日New Tone’s Apple」記事と、増尾元章(g)さんホームページ内の★このページ に写真入りで載っています。
←休憩時間に増尾さんと海老原さんがテーブルで話していると、水橋孝さんがNew Tone's Appleへご来店。ちなみに水橋さんの左手にある白っぽい袋は、ヤマハのお店で何か買ってきた袋。
■5月14日六本木アルフィにて -- 増尾好秋(g) と トミー・キャンベル(ds) のリユニオン。二人は同じ時期にソニー・ロリンズ バンドのメンバーだった。
ノリ奈良岡(b) & トミー・キャンベル(ds)
■アルフィーでライブ後にお知り合いやファンと話している様子から2枚。
■南青山Body&Soulで
当日のゲスト出演 海老原淳子(vo,p)、
飛び入り友情出演 鈴木良雄(b) と。ソニー・ロリンズのコンサートが終わってからお店にかけつけてくれた Bobby Bloomと。
Bobby Bloom (g) 、そしてギタリスト兼音楽ライターの Hiro Yamanaka氏 と。
この日、Hiro Yamanaka さんは国際フォーラムでのソニー・ロリンズ コンサートに行き、楽屋を訪れて Bobby に会って、「これからマスオのライブに行かないか」と誘って一緒に来てくれた。Bobby Bloom (g) と増尾さんは、1980年代前半にツイン・ギターでソニー・ロリンズをサポートしていた時期があった。
同じく 南青山Body&Soulで
■深町純さんの FJ's で
1stセットの終わりのほうで、深町さんが演奏に加わる前に、ご自身の大学時代や当時の増尾さんとの出会いの想い出を語ってくれているところ。ユーモアたっぷりのトークで笑いをとっていた。(話の内容の一部を BBS #2393 に書きました)
(写真はクリックで大きく表示できます)
休憩時間に増尾さんは、お店に見えていた 故 大村憲司(g) さんの奥様セイコさんとご対面。奥様セイコさんのことは話に聞いて知っていたものの実際に会うのはこれが初めてだそう。しばしお二人で話し込んでいた。
2nd セットの最後のほうで、増尾さんはマイクで大村憲司さんの想い出を話した。昔、増尾さんが渡辺貞夫4のメンバーだった頃、同カルテットが阪神のほうへ演奏旅行に行くといつも楽屋にたずねてくる連中がいて、そのなかの一人が若き日の大村憲司さんだった。会うたびに増尾さんにいろいろ質問してきて、音楽に一生懸命で、一生懸命で…
増尾さんが渡米してから大村憲司さんは日本でギタリストとしての地位を築く。 その後、憲司さんがイエロー・マジック・オーケストラと一緒にニューヨークに来たとき(※1980年秋か?)、増尾さんと「やあやあ」なんて挨拶程度に話したけど、それっきりになっていた。 ぜんっぜん知らないうちに、彼がいなくなってしまった。 いなくなる前に話したかった、と増尾さんは悔やむ。憲司さんのことを思い出して辛そうだった。
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