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May to July, 2012 Tokyo & Yokohama

2012年初夏 日本ツアー】

新宿PIT INN 3 Days
ニューバンド Power Spot 公演4本 (※新宿PIT INN 3 Daysの3日目を含む) (下の記事へjump)
その他 (下の記事へjump)
  新澤健一郎 (pf) さんとのデュオ、 小泉 清人(g) さんとのデュオ、
  canatrio にゲストとして参加 (下の記事へjump)、 海老原淳子さんとのライブ、
  道下和彦(g) さん小畑和彦さんとの ギタートリオ、鈴木良雄 (b) さんとのデュオ。

※日程詳細は→ 過去のスケジュール2012年のページ、 今後のスケジュールは→ Newsページ

canatrio のライブについての文をちょっと手直ししました。11月にもまた canatrio +ゲスト増尾さんのライブがあります。(2012/10/16)

■新宿 PIT INN 増尾好秋 3 Days 6/11--6/13

店頭の6/11夜の部出演者案内。Sold Out表示

【6/11 PIT INN 1日目】
 スペシャル・セッション

 増尾好秋(g),
 渡辺貞夫 (as),
 鈴木良雄 (b),
 加納樹麻 (ds)

 チケット売切れ, 当日券なし

写真(鈴木良雄, 増尾, 渡辺貞夫)

かつて、日本の若者を熱狂させ、日本人バンドとして初の海外演奏旅行もし、1970年末に解散した伝説のカルテット。そのなかの3人が久しぶりに一夜限り結集するということで、チケットは完売。会場は立ち見でぎっしり埋まった。

1部の最初に増尾さんが、話したいことがいっぱいあるので演奏前に全部話してしまう、と前置きしてから話し出した。久しぶりに貞夫さんと集まったことで、いろいろな思いが胸にあったご様子。けど、トークがまさか20分以上にも及ぶとはご本人も予定外だったことでしょう。

待ちきれない聴衆を前にようやく演奏が始まり、夢の時間が過ぎていく。 さすがこのメンバーならでは!!
それに、貞夫さんが実にお元気で(以前よりもむしろお元気!)、その音は気迫に満ち、聴いてて嬉しかった。

1部と2部それぞれの演奏曲目については、ラフなメモがあります。実際にはメモ通りでなかった部分もあり、ブログなどにそれをそのまま転記することは控えていただきたいのですが、これ がそのメモです。

上の3人の写真は、終演後の楽屋で海老原淳子さんが撮影。ちょうどこの撮影のときに ドラマー加納樹麻(カノウ ジュアサ)氏が見当たらず。その後まもなく貞夫さんはお帰りになり、結局4人の撮影はならなかったとのこと。

増尾さんは、終演後に出来た長蛇のサイン待ちの列に、最後の一人まで丁寧に応じていらした。本当にお疲れさまでした。

 

【6/12 PIT INN 3日目】 ギター・デュエット

 増尾好秋 (g)  with 渡辺香津美 (g),  Char (チャー) (g),  中牟礼貞則 (g)

増尾さんが3人のギタリストとそれぞれデュエット演奏するという企画。なにより、その3人の顔ぶれが豪華!! しかも3人は同じギターでも三者三様。正当派ジャズから ~ 変態系ジャズ(乱暴にひと言で片付けてすみません!) ~ ロックまで。しかも、3人とも増尾さんにとってライブでは初共演の相手。(渡辺香津美さんのニューヨーク録音アルバムに増尾さんが数曲参加したことはある。) 前売り券発売1時間で売り切れはうなずけるというもの。

3人のギタリストについては皆さんご存知で書くまでもないけれど、中牟礼貞則さんは、増尾さんがデビューする頃に既に日本のトップ ジャズギタリストだったマエストロであり、渡辺香津美さんの師匠でもある。 香津美さんは、増尾さんより少し後にデビューして瞬く間にジャズ・フュージョン界のスーパーギタリストとなった凄腕奏者。Char さんは日本のロック界を代表する実力派ギタリスト。

増尾さんは、Charさんの存在を知ってはいたけれど、ジャンルが違うと思っていたし、Char さんがどんな曲を演奏するかも知らなかったそうだ。去年たまたま増尾さんが日本に居たときにテレビで香津美さんとCharさんの共演を観て、あ、(Charさんは香津美さんみたいな人とも)一緒に演るんだ、と思ったとのこと。

こんなにも音楽的に個性の違う3人と、一夜のうちにそれぞれ初共演だなんて! よくあるお祭り的イベントの入り乱れたジャムセッションで一緒にやるのとはわけが違う。初の相手と1対1でしっかり向き合っての共演を3つ連続でこなすわけだ。自らこんな企画をした増尾さんは思い切りがよくて意欲的だなぁ。出演要請に応えて下さった3人のビッグな奏者にも感謝。

8時開演。デュエットの順番について増尾さんからはじめに説明があり、単純に音の大きさがだんだん大きくなる順で、まず中牟礼さんと、次に香津美さんと、そして最後はチャーさんと演奏しますとのこと。この順序は、立ち見の人にとっては特にありがたかったかも。

中牟礼さんとのデュエット、次に香津美さんとのデュエットを、たっぷり1時間ほどずつ 立て続けにやってから、わずか10分程度の休憩をはさんで Char さんとのデュエット。そして最後に4奏者全員で1曲! 8時からスタートしてたっぷり3時間!!! 終演は11時を回っていた。

身動きできないほどギュウギュウ詰めの中で立ち見して足腰すっかり疲れていたけれど、ステージの中味もいろんな要素がぎゅうぎゅうに詰まっていて、満足感でいっぱい。それぞれ個性豊かで素晴らしく、またそれぞれの個性に対応して行く増尾さんの懐の深さを堪能。ほんとに濃い時間だった。

立ち見の人は、開場前に並んでいたときから4時間ほど立っていたことになるわけだけど、考えてみたら、増尾さんは通算で私たちよりもっと長く立っていた。当日のリハーサルの間もほかの3奏者とは違って立ちっぱなし。リハ直後の開場から開演の間だけ少しは休めたでしょうけれど。 ソリッド ギターを肩から下げてずっと立って演奏されていたわけで。肉体的にも精神的な集中力も...これはタフでなければできないですね。 いろんな意味で凄いライブだったと、これを書いていて今更ながら思います。
ある人が終演後につぶやいていた。これは武道館でやるのにふさわしい企画だったよ、と。

Kazumi W and Masuo
↑リハーサル中 左から: 中牟礼貞則、渡辺香津美、増尾好秋

Masuo and Char
↑リハーサル中の増尾好秋&Char

↓ 本番最後。4人全員で1曲ジャムった後。

↑左から 中牟礼貞則 (g), 渡辺香津美 (g), 増尾好秋, Char (g)

●香津美さんは、当日 Twitter にこう書かれた:
今夜は新宿 PIT INNで、在ニューヨーク40年のギタリスト増尾好秋さんのセッション。 彼は僕のアイドルでした。ゲストは僕と師匠の中牟礼貞則、そして Char! このコンビネーションは本邦初、そしてこの先もまず聴けないと思う」 と。また、リハーサル中にご自身で撮った写真を Facebook で公開されている。
ステージのトークタイムで、香津美さんのおっしゃるには、高校時代、渡辺貞夫カルテットのレギュラー ラジオ番組公開録音を観に行ったこと。そしてその休憩時間に増尾さんのピックが落ちていたのを見つけ、こっそり(記念に)持ち帰ったとのこと。一部のファンの間ですでに知られている逸話だけど、ピックを勝手に持っていったわけじゃなく、落ちていたところを拾ったのですね。また、香津美さんは、増尾さんがヨーロッパ演奏旅行に行ってきたばかりの頃のことを、アンプは Marshall 2段積み、ロンドンブーツのいでたちだったと、ユーモア混じりに話して観客を沸かせていた。


↑左から Char (g), 渡辺香津美 (g), 増尾好秋 (g), 中牟礼貞則 (g)

 ●ギタリスト Toshi Maruhashi さんのブログに→「増尾好秋さん3DAYS

 

【6/13 PIT INN 3日目】 ニューバンド Power Spot の初演 オリジナル曲をたっぷりと

Power Spot:  増尾好秋 (g/vo) , 羽仁知治 (p/keyb)、Greg Lee (b)、横山和明 (ds)           + スペシャルゲスト海老原淳子 (vo/blow organ/perc)  

オープニング曲はなんとアルバム『メロウ・フォーカス』から「リーダー」! 30年ぶりに生で聴く曲。懐かしい! そのあともアルバム『セイリング・ワンダー』、『グッド・モーニング』 などの収録曲を中心に、増尾さんの新旧オリジナル曲のオンパレード!!!
 1st: Leader, Sweet&Easy, Snap Jam, No More Dreams, A Little Bit More, Sonnyside Up.
 2nd: Sailing Wonder, Good Morning, Miles Run, Corvallis, You Make My Love..., Dealing with Life. +  One Word.

 ●「人生楽しみ」さんのブログに詳しいレポート → 増尾好秋 新宿ピットイン感動の一夜!

 ● 当サイトBBSへの とつき さんの投稿 (#3082): 当時の演奏そのままの再現ではなく、日本語歌詞をつけて歌うなどの新機軸も織り交ぜ、懐かしく、新しく、昔を思い出し、今を感じる3時間でした。
今日、6月13日は41年前にアメリカに旅立った記念日だそうです。その今日を、「僕の長い音楽人生の何度目かの区切りです。今日から、また新しい音楽人生の出発です」 と語られていた増尾さん。
おめでとうございます。 新しい音楽人生でも、また我々を楽しませて下さい。 
三日間お疲れさまでした。(でもこの三日間を一番楽しんだのも、増尾さんではないでしょうか。)


↑写真は中溝ひろみさん撮影. 左から: 羽仁知治, 横山和明, Greg Lee, 海老原淳子, 増尾


羽仁知治 (p/keyb), Greg Lee (b), 増尾好秋 (g), 横山和明 (ds)

+

  

■Power Spot バンド2回目~4回目公演

新宿PIT INNでの初演後、Power Spot バンドは 6/19 高円寺Jirokichi, 7/4 銀座 No Bird, 7/5 横浜 KAMOME に出演。 できたてホヤホヤ感のあった初演の日よりも、2回目以降はバンドの一体感が高まって ますますイイ感じ!

Jirokichiの日は台風直撃にもめげずに来た熱心なリスナーで会場は暖かく盛り上がった。
下の Jirokichiでの集合写真、いい笑顔でしょ?



銀座 No Bird でも 横浜KAMOMEでも、長年 増尾さんの音楽に慣れ親しんでいるリスナーが多く、懐かしのヒット曲が始まると「おぉ~っ」という声が聞こえる。はるばる北海道 釧路からいらした方や静岡、仙台などからいらした方もいた。客席とステージが一体となってツアーの最後にふさわしく盛り上がった。
演奏した曲は、日によって若干入れ替わって初演の日に演奏された Sweet&EasyMiles Run のかわりに最近の曲 I'll Be With You(増尾さんの歌詞付き)とか新曲 拝借 などをやってくれた。 アンコールで The Tree も。
ちなみに、初演と4回目公演を聴いた人の感想は 「PIT INNでは初演の奔放さみたいな面白さを感じましたし、KAMOMEでは、すごくまとまった 感じがしました。 数曲違っていたのも良かったです。」とのこと。

 ● ギタリスト Toshi Maruhashi さんのブログに「増尾さんライブ@KAMOME

 

Power Spot について追記:
こういった増尾さんのフュージョンの曲を今、目の前で聴けるというのは、ほんとに贅沢なことなのだ
普段 日本にいない増尾さんにとって日本でバンドを組むのはいろんな意味で 大ごと だから。

実は、こういう曲をやってほしいとのファンからの声は前々から増尾さんに届いていたし、増尾さんご自身としてもその気はあった。で、2年前に臨時編成バンドで2回だけ演奏してくれたこともあったけれど、こんな風にちゃんと自己のバンドを組んで演奏したのは 実に30年ぶり!!
ジャズならば、2人とか3人がパッと集まって曲を決める(そしてちょっとした打ち合わせをする)程度でもライブとして なんとか 成り立つけれど、増尾さんのこういったフュージョン系のオリジナル曲は、譜面だけ渡しておいていきなりその場でやればいいというものでもない。メンバー全員でリハーサルを重ねておく必要があるし、奏者数も もう少し多く必要 ...というわけで、増尾さんのオリジナル曲を演奏するために日本で新結成したのが この Power Spot バンド。
なにしろ、曲を書いた増尾さんご自身でさえも、久しぶりに演奏してみると譜面に書いてない細かいことがいろいろあって、思い出し思い出し …という感じなのだそうだ。それに「(増尾さんの曲は) メロディーが綺麗に流れているように聞こえるのですが実はバックのコードが物凄く凝っていて、一筋縄ではいかないんです」と、ゲスト参加の海老原淳子さんがメンバーの大変さを語ってくれた。リハーサルで各曲を仕上げるのに思いのほか時間がかかり、当初の予定よりもリハ回数を増やしたそうだ。
そういった準備を経て、PIT INN であのバンド初演となったわけで。いったん本番で演奏したら、2回目以降はもうバッチリという感じでバンドから心の余裕が感じられるようになった気がした。
それにしても、これを生で聴けるなんて、ほんとにありがたい! リハーサルのために何度も時間を割いて集まってくださったメンバーの皆さま、大変だったことでしょうね。ありがとうございます。その気持ちを、最終日の帰りの電車でドラマー横山氏に伝えたら、横山氏は「でも 一番大変だったのは増尾さんですよ」とバンド リーダーを思いやっていた。そして、いい経験になった、楽しかった、とも。
私からも、増尾さん、お疲れさまでした。そして ありがとう。

 

 増尾さんがギター用に用意されたエフェクタ類は、2日目以降、増えている。
OverDrive_ChorusPIT INNの日は オーバードライブと tc のコーラスのみ。

Power Spot 2日目以降は左の写真(クリックすると拡大)の
ようにボリュームペダルとブースターとディレイも並んだ。

片付け直前に撮ったので、位置は微妙にくずれているかも。

 

■ With 新澤健一郎 (pf)

Shinzawa and Masuo at In F
新澤健一郎(pf) & 増尾好秋 (g) @ 大泉学園 in F 5/19

このお二人の2度目のデュオ ライブ。実は、昨年春にも予定されていたがそのときは直前の震災のせいで中止になってしまった。この日は、新澤さんの希望により、新澤さんには珍しくスタンダードナンバー中心でいくとのこと。私は内心「そっか~、どっちかというとオリジナルを中心に聴きたかったかも」とチラと思ったけれど、いやいや、やっぱりスタンダードもバラエティに富む選曲で、お二人の紡ぐサウンドに酔わせていただいた。オリジナル曲も少し、新澤さんの「風にそよぐ」、増尾さんの「The Tree」と新曲のブルース「Right Here, Right Now」を演奏してくれた。
増尾さんは今回の来日で4/22にイベントご出演の後、この日が最初のライブ。日本では数年ぶりにピックを使用し、ピックで弾いたり指弾きしたりされていた。

 

■ With 小泉清人 (g)


小泉 清人(g) & 増尾好秋 (g) @ 池袋 Montgomery Land 5/20

小泉清人さんと増尾さんはライブでは初顔合わせ。この二人が一緒に演奏するのは、ジャズギターファンにとってスペシャルな機会。というわけで池袋 Montgomery Landは満員で、高円寺AG22のお店の二人もいらしていた。ステージ最初の曲は、お店の名前にちなんでか、ウェスの曲。 小泉さんのクリアで暖かい音色と柔らかい増尾さんの音色。二人のギターは美しく絡みながら、歌いまくっていた。

 

■ As a Guest with "canatrio": 黒瀬香菜 (org), 道下和彦 (g), 松山修 (ds).


道下和彦(g), 黒瀬香菜(org), 増尾好秋(g), 松山修(ds)
上は 5/27 横浜センター北 "Lagoon" にて。写真は香菜さん経由でいただいたもの。



6/15 町田 成瀬 "Crop" にて

canatrio (カナ トリオ) バンドのリーダーは道下さんで、バンド名は黒瀬香菜さんの名をとったものだそう。道下さんは、1990年代半ばに初のリーダーアルバムをニューヨークの増尾さんのスタジオでレコーディングしたというつながりがある。その関係で今回お二人の初共演となった。
各セットの始めに2~3曲、canatrio だけで演奏し、途中からゲストの増尾さんが加わるという形。曲目は、メンバーそれぞれのオリジナル曲やスタンダードなど。香菜さんは最近アレンジにはまっているそうで、香菜さんのアレンジしたM・ジャクソンの曲も演奏してくれた。
道下さんは、わざわざこの日のために「こういう曲を増尾さんと一緒に演ってみたい」という新曲を書き下ろしてきてくれた。1曲ではなく2曲も! 確かにそんな感じの曲だな~ と感じたし、演奏もよかった。また、増尾さんのオリジナル曲も演奏しようと、香菜さんが事前に増尾さんの I'm Still Believing in Dreams と Wet Dog を聴き取って譜面に起こしたそうだ。このライブにかけるメンバーの意欲や音楽に対する真摯な気持ちがうかがえるというもの。実際の演奏も、このバンドは一体感が気持ちよくて素晴らしい! トリオだけの演奏も良かったし、そして増尾さんが加わったときのコンビネーションもばっちりで、楽しかった。
単に増尾さんが1人加わるというのでなく、増尾さんをゲストに迎えることを生かそうとするバンド メンバーの心意気を感じ、また交流を楽しむ増尾さんを見ていて心温まる思いだった。
canatrio+ゲスト増尾さん のライブについて、次のブログにレポート記事があります。

黒瀬香菜さんのブログより
・5/27 Lagoon について 増尾好秋さんとカナトリオ ・6/15 Cropについて 増尾好秋さんと一緒に
ギターを背負ったへっぽこライダー さんのブログ
・5/27 Lagoon について 黒瀬香菜 Trio with 増尾好秋 (※ブログ記事の冒頭部分は無関係)

 

■ With 海老原淳子 (vo/p/perc)

6/8 新宿 N.T.Appleにて海老原淳子 Birthday Liveは 中溝ひろみ(vo)さんも加わって3人でのステージ。
5/29 新川ウ・パドリーノ および 6/23 両国の下町食菜だいどころ にて デュオライブ。


( 海老原さんのきらめく銀色の幅広ベルトが腕で隠れてしまっているときでごめんなさい)

 

■ In Trio with 道下和彦 (g), 小畑和彦 (g)


向かって左から、小畑さん、道下さん、増尾さん。

   

6/10 学芸大前「珈琲美学」にて

左写真は 開演前の打ち合わせ風景。軽い緊張はあるはずだけれど、昔話なども出てきて、和やかで楽しそうだった。
小畑さんと増尾さんは初顔合わせ。小畑さんと道下さんは、何度も共演されているそう。
ギターばかり3人なのだが、それぞれの持ち味を出しながらも見事に溶け合って、とても初顔合わせとは思えなかった。
オルガンの黒瀬香菜さんが見えて、珍しくピアノで、道下さんのオリジナル曲「Seagul」の演奏に参加。
珈琲美学は写真のとおり、天井から壁にかけて太い木が何本も渡してあり、木のぬくもりを感じる空間。

写真の女性は、1曲だけ参加の高樹レイ(vo)さん。



■ Duo with 鈴木良雄

6/16 横浜 Jazz is でのチンさんとデュオは、お二人で作ったCD『Around The World』の中の曲を演奏。
チンさんとのデュオの写真はこれまでにも何度か掲載したので、この日は撮らなかったけれど、演奏は、やっぱり素晴らしかった。それに、いかにも通のお客さんが多い感じで、いい雰囲気だった。

 

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