☆ 雑 記 帳 ☆
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2000/2/25 アルバム "Snap Jam" の顛末

 1999/12/8の欄で書いた "Snap Jam" について。
 昨夏注文しておいたこの品は「残念ながら入荷できないことがわかりました」というメールがようやく今日届いた。品切れと認識されているようだ。私の注文は店のほうでキャンセルしてくれた。これでやっと、"Snap Jam" はカタログからはずされた。ちなみに、私が最後にこのオンラインショップでこのアルバムを検索してみたときは、リリース日が2000年1月4日くらいになっていた。1年半ほどの間にわたって、ずっとリリース日が更新されていたことになる。私以外に注文した人がいるかどうかわからないけど、事情が全く推測できない客にとっては迷惑な話だったかもしれない。コンピュータによる自動化の落とし穴といえるだろうか。


2000/2/12 Winds of Barcelona" の初版

 高田馬場 Hot House に増尾さんご出演の日、8時に10分ほど前に店に着いた。ふだんなら8時になるまで誰もいないか、店のアキさんが来ても「もうちょっと待って」と外で待たされるはずなんだけど、この日は店内にもう4人ほどの客が入っていた。こんなに早くから何人も客が来ているなんて、めずらしいんじゃないかと思う。そして、テーブルの上に、一人の客が持ってきた『バルセロナの風』のアナログ盤が置いてあった。それをパッと見ただけでは何とも思わなかったのだけれど、アルバムジャケットを開いているところを見てハッとした。自分の持っているのと違う!「それ、初版ですか?見せてください!」 ディスコグラフィーを作っているので、商品番号を控えさせてほしいと説明し、ついでにライナーノーツも拝見させていただいた。これが、この日のライブ以外の収穫。
 『バルセロナの風』は、初版と再発版でライナーノーツが全然違う。初版のライナーノーツには、増尾さんがギターを始められたのが中学の終わりか高校の始めと書いてあった(ほかの資料では、単に中3、あるいは中3の終わりとなっている)。ライナーノーツの一部は貞夫さんが書かれていた。再発版にはない増尾さんの写真もあった。私は初版だとか再発版だとかを気にとめるタイプじゃないんだけど、このアルバムについてだけは、一度初版を目にしてしまうと、やはり何とか初版も手に入れたいと思ってしまった。見せてくださった方、どうもありがとうございました。


2000/2/8 ディスコグラフィーでのアルバムの分類

 昨日、ライブ終了後の新宿ミノトール2で、増尾さんにアルバムの分類のしかたについて相談させていただいた。
 ずっと迷っていたのは、いくつかのアルバムについて、リーダー アルバム、サイドメンとして参加のアルバム、あるいはその中間に位置するコラボレーション アルバムのどれに分類するかということ。
 岡田勉さんとの『アコースティック デュオ』やヤン・ハマーとの『フィンガー ダンシング』については、最初、何の疑問もなくリーダーアルバムに入れていたのだけど、ジョー・チェンバースとの『ニューヨーク・コンチェルト』に行き当たって、「これはリーダー アルバムとは言えないのでは?でもサイドメンという感じでもないし...」と迷い始めた。それで、[Leader/Co-leader] という分類にしてこれらを全部含めようとしたのだけど、今度は『ZAL』(半分はリッチー・バイラークと増尾さんのデュオ、もう半分はバイラークと日野皓正さんのデュオ)もそこに入れていいかどうかで悩んでしまった。 それで、[Collaboration]   という分類を設けて、上記4タイトルをとりあえずそこに入れてみた。だけどやっぱり、リーダー アルバム扱いするべきものが [Collaboration] に入ってしまっているとしたらまずい。それで、ここはご本人に伺うしかない、と相談させていただいたのだ。
 『アコースティック デュオ』『フィンガー ダンシング』は、コラボレーションには違いないけど、一番最初に私が思っていたとおりリーダー アルバム扱いでよいとのことだった。『ニューヨーク・コンチェルト』は、ご本人としてはサイドメンのつもりで録音したのに 「あんな」 (※リーダーに近い、あるいはあたかもリーダーのような)感じで売り出されてしまったそうだ。だから、このアルバムは「もぉ、サイドメンっっ!」と言い切っておられた。[Collaboration] の分類をなくすことにして、『ZAL』もサイドメンの分類に入れることで落ち着いた。
 さっそくディスコグラフィーの分類を修正した。これで気分もすっきり。増尾様、どうもありがとうございました。
 アルバムの話から、80年頃やそれ以降の増尾さんの音楽活動についてご自身が振り返っていろいろと話してくださった。これをまとめるのは難しそうなので(私が間違ったふうに書いてしまうといけないし)、ここでひとまず区切ってアップすることにする。


2000/2/6 トップページの写真

 Jirokichi で増尾さんの写真を撮影させていただき、トップページにようやく写真を飾ることができた(写真をアップしたのは2日前)。
 開演前に、まずはお店に撮影許可をいただこうとカウンターのほうでお伺いをたてたら、お店の人が楽屋のご本人にインターホンで聞いてくれて「フラッシュをあまりたかないなら」とお許しをいただいた。私が用意していったのは、フラッシュの付いていないデジタルビデオカメラ。4回にわけて数十秒ずつ、合計2分40秒ほどカメラを回させていただいた。その中から、トップページ向きと思われる瞬間をピックアップした。画像の端の不要な部分をトリミングし、コンピュータ処理で明るさも調整。元の画像は大部分が真っ暗でギターのネックがほとんど見えなかったが、画像処理で明るくすることによって、ギターのシルエットや天井と壁の境がなんとか見える程度にまでなった(もっと明るくすることもできるが、雰囲気がこわれない程度にとどめた)。こんなことが手軽にできるようになって、ほんとに便利な時代になったものだ。ただし、自分にとっては初めての作業なので時間がかかった。あの画像ではギターの正面が見えていないけど、自分としてはまあまあ満足している。
 Webデザインをかっこよくしようと思うと、どうしても、重い画像データや、比較的新しいブラウザでしか動作しない機能を使いたくなってしまう。私自身は現在、インターネットにまあまあ高速にアクセスできる環境にあるが、以前にデータ転送速度が遅かった頃、重いページを表示するときにじっと待つ不便さ (しかも接続料金や通話料金を気にしながら) をたっぷり味わった。だから、自分のページはできるだけ軽くして、気軽にアクセスしてもらえるようにしたいと考えている。そんなわけで、トップページの画像は、縦横ともに50%ずつ縮小して画質もちょっと落とした。トップページは、ほかのページに行くときに必ず通るので、これが重いのだけはいただけない。でも、訪問してくれる皆さんは、もしかして、もうちょっとくらい写真を大きくしたり画質を良くしてもかまわないとお思いだろうか。ついでながら、ご参考までに、夜10時頃から1時頃まではインターネットが最も混む時間帯で、ページの表示がものすごく遅くなる。朝は空いていて速いので、早起きが苦にならない方には、朝インターネット・サーフィンすることをお勧めしたい。
 トップページについては、重さと関係なく、もうちょっとスッキリさせたいので、できれば近いうちリニューアルするつもり。


2000/2/5 『24』 Yoshiaki Masuo

 私にとって「幻のアルバム」がこれ。増尾さんが24歳のときに録音された、2枚目のリーダーアルバムだ。持っていないだけでなく、このアルバムの一部さえ一度も聴いたことがない。私が増尾さんを知ったときには、これはすでに廃盤になっていた。中古レコード屋をこまめにチェックするほどの根性がない私は、そのときから入手をあきらめていた。けれども、このサイトを立ち上げることを考え始めてからは、現物をゲットできないまでも、ディスコグラフィー作成の資料として少なくともこのアルバムのデータだけは入手する必要が生じたのだった。あの The Sadao Club の充実したディスコグラフィーでもこのアルバムについては詳細情報がまだ埋まっていなかった(このアルバムには貞夫さんが1曲フルートで参加されている)。自分でもこのアルバムを持っていそうな人にあたってみたが「持っていない」と言われた。
 なにも急いで調べなくても、増尾さんのホームページを作れば、アルバムを持っていて情報を提供してくれる人が現れるかもしれない。だけど、ほかにも昔のことで知りたいことがあったので、思い切って図書館にまで足を運んで昔の『スイングジャーナル』を調べた。『24』のレビューのページが見つかって(1971年4月号 p. 131)、ついでにその前後の号なども興味深くパラパラと見てきた。(時間があればもっと読みたかった。いつかまた行きたい。
 その記事で、『24』については収録曲、作曲者、レコーディングメンバーが大方わかったのだけれど、曲名がカタカナで表記されているため英語のスペルがわからない曲があるし、録音日も不詳のまま。データとしてはまだ不足だ。それが、つい先日、ようやくわかった。
 増尾さんのライブで以前からよく顔を合わせるKazz氏。今度の増尾さんのツアーでもJirokichiで会った。そういえば、彼は増尾さんが高校生だったときから知っているんだった。もしかして...と 『24』のことを尋ねてみたら、持っていた!! データを教えてほしいとお願いしたらご快諾いただき、さっそく翌日に『24』の録音データ印刷部分をファックスで送ってくださった。ファックスを通してだけど、幻のアルバムの一部を目にすることができてドキドキ。 「いや〜。久しぶりにLP盤を回してみたけど、いい音だねぇ」 と、電話で満足げなKazz氏。そういわれるとますます聴いてみたくなる。いやはや、うらやましい。Kazzさん、ほんとにどうもありがとうございます。

 Kazzさんから以前にうかがったのだけど、増尾さんは高校2年のときに学園祭でギターを演奏されて(ギターを始められてまだ2年も経っていなかったはず)、そのときからすごかったのだそうだ。


2000/1/25 いただいたメールから

 最近、このサイトをご覧になった方から励ましのメールをいただいた。お寄せくださったご本人の了解を得たので、ここでご紹介したい。

●Aquira Nakamura さんより

 (--前略--) 僕が 増尾さんと出会ったのは、ウーン!
かれこれ20年前かな?などと少しずつ思い出しています。
 Sunshine Avenue   Good Morning
当時、20歳そこそこの若造だった自分が 増尾さんの
アコースティックギターと偶然、出会って、と言うのも
実はおこがましい話です。
 当時、僕はピアノの本田竹彦 (現在は本田竹広) さん
の熱烈なファンで あのThis is HONDAのアルバムで
頭を突き抜けるようなショックを受けた事、今でも忘れません。
 そんな折、Good MorningのLP盤に出会い、あの当時の
自分自身の気負いとか強がりとか、そんなもの、どうでも
いいや!こんな悩みなんて 本当に詰まんない事だと
思える程にリラックスしたのもつい昨日の事の様です。
 このホームページを見つけた時の 僕自身の笑顔を
ぜひ想像して下さい。
--以下略--)

その後いただいたメールによると、Nakamura さんは、遠方に転勤されてから増尾さんの曲をほとんど聴かなくなって10年ほど経ち、昨年夏にまた転勤。そして

 去年の暮れにやっと、20数年使い続けていたオーディオのセットが
届き、セッティングが終わり、10inchのオープンリールを整理していて 
ふと、聞きたくなり、デッキのスイッチを入れた、その瞬間からが
20数年前に感じたあの、朝の爽やかさ、安らぎ。
 そうしてるうちに、覚えかけのパソコン、もしや?という至って安直な
考えで 検索していて、このサイトに出会ったのがそのまま、
前回のメールに繋がっているんです。

とのこと。自分が増尾さんに出会って感じたものと共通するところがあって、嬉しかった。次は、もうおひと方からのメール。

●wakey さんより

私は、今から18年前からの大ファンで、実際にライブに行ったのは
昨年、増尾さんが千葉のヒッチコック に来たとき (1999/2/10 水
19:00〜21:00) 、初めてまじかで見ました.
ライブ時に周りの方たちも、昔からのファンの人たちがいて盛り上がりました.
握手をしてもらうとき、
 「高校生からのファンで、グッドモーニング、フィンガーダンシング
とかきいてました。また、フュージョン的な素敵な曲のアルバム
作ってください!!」 といったら、増尾さんが
「そう、うれしね.へー 知ってるんだ!僕も作りたいと思っているんだ!」
と、握手と爽やかな笑顔でこたえてくれました.
本当気さくな人で、人間的にも大きい人だと感じ、
"本当に、こんな人いるんだ!" と感動と興奮で帰りました.

個人的には、もっと世の中に知られいてもいい人だと思うし
音楽的な感性は、すごいと思います.

wakey さんは、私と同様に、昨年 千葉市のジャズフェスティバルで
増尾さんのライブがあることを知らなくてたいへん悔しい思いをしたそうだ (やっぱ、私だけじゃなくほかにもいらしたのね)。また、増尾さんのバンドのメンバーだったモンスターベースのTM スティーブンスについて、

BOOM というヘビメタファンクというか凄いの出しています.
聞いてみてください.超ヘビー・ファンクですが、増尾さんのライブ版での演奏を感じました.

と勧めてくださった。T. M. Stevens のCDは、wakey さんのおっしゃった
『ブーム!!』 PSCW 5090 (Polyster/ ジェロニモ) に加えて、
『スティッキー・ウィキッド』 PSCW 5370 (Polyster/ ジェロニモ) など、
いろいろ出ているようだ。そういえば、作夏、New York での JazzFest99 の模様をWebで観ていたら Mark Whitfield (g) グループのベーシストとして T. M.  Stevens が出演していて、懐かしかった。増尾さんがきっかけで知り合って T. M. Stevens と結婚した日本人の奥さんのことを wakey さんが書かれていたが、彼女は今、お元気だろうか...
 Aquira Nakamura さん、wakey さん、掲載させていただいてありがとうございました。今度、よろしかったら掲示板 (Message Board) のほうもご利用くださいね。


1999/12/8 もう一つの "Are You Happy Now"

 これは米国版のことではない。日本で "Are You Happy Now" が発売されたのは昨年つまり1998年の12月だったが、それよりさかのぼること数カ月。増尾さんの新譜情報が『Swing Journal』 7月号に載った。"Snap Jam (仮)" が Alfa Jazz から1998/8/26にリリースされるというものだ。CD Journal のSearch on Web でCD検索をすると、次のように表示されていた。

増尾好秋/スナップ・ジャム(仮)
メーカー/レーベル:AL / アルファ・ジャズ
CD No.:ALCB 3935
発売日:不明
価格:2625
演奏者/ディスク情報/曲目
増尾好秋(G) 
ラリー・ゴールディングス (OG)
レニー・ホワイト(DS)
(1) スナップ・ジャム
(2) ウォーキン・アラウンド
(3) スモール・ステップス
(4) イット・ウォズ・ア・ロング・タイム・アゴー
(5) イー・ジェイ
(6) フォー・ジ・オールド・ボーイズ
(7) ハンティング・ワールド
(8) スケーティング・イン・セントラル・パーク
(9) アー・ユー・ハッピー・ナウ

 Alfa Jazzはまもなく閉鎖されて、このアルバムはOMAGATOKIから "Are You Happy Now" のタイトルでリリースされた。けれども、上記の情報はしばらくWeb上に残った。CD検索データベースに "Are You Happy Now" と "Snap Jam" が同時に存在するという状態が、しばらく続いたのである。それも今年の春には終わって、アルバム "Snap Jam" はデータベースから削除された。
 ところが、である。それからさらに数カ月後の今年7月下旬、自分がたまたまアメリカのオンラインCDショップで増尾さんのアルバムを検索してみたら、"Snap Jam" があるではないか。しかも、1999年7月13日にリリースされたばかりで、Import   (日本から米国への輸入盤) と表示されている。あれ〜ぇ、どうなってるんだ? これは一種の海賊版なんだろうか?それともカタログに記載されているだけで実体のない商品? だけど、発売日が 「不明」 じゃなく、つい最近の7月13日になっているじゃないか???...というわけで、注文してみた。

 注文の品は、結局届かなかった。一度だけ、「まだこないがどうしたのか?」 とメールで問い合わせたら、「遅れたお詫びに送料を無料にします」 といってきたけど、それっきりだった。品物自体が存在しないことに店も気付かないままのようだ。代金はとられていないのでご心配なく。
 わかったのは、リリース日が毎月更新されていること。それもおそらくコンピュータで自動的に。現在はリリース日が November 23, 1999 になっている。たぶん、1998年の夏からずっと、リリース日が更新され続けているのだ (お店さん、しっかりしてちょうだ〜い)。
 かくして、幻のアルバム "Snap Jam" をゲットする夢は破れた。 (これについての顛末 → 2000/2/25の欄)

 ところで、上記の曲目を実際にリリースされた "Are You Happy Now" と比べると、2曲入れ替わっている。"Snap Jam" になかったのは、'Josephine' と 'Miles Run' だ(*後日わかったことだが、Miles Run と ハンティング・ワールドは異名同曲らしい)。最終選からもれた曲も、かなりいい出来に違いない。たぶん、アルバム全体として見てどんな曲を組み合わせたらよいかという観点からも、迷われたのではないだろうか。増尾さんがいかにこのアルバムに精力を注ぎ込まれたかを垣間見る思いだ。
 アルバムタイトルについて、最初、"Snap Jam" のほうが短くてかっこよくて好きだなぁ (それに 'Snap Jam' という曲もすごくいいし) と私は思ったけど、'Small Steps'   で始めて 'Are You Happy Now' でしめくくり、最後の曲名をアルバムタイトルすることによって一つのメッセージにされたことの意図はよくわかった。それと、"Snap Jam" でアルバムのタイトル曲が1番にくると、ほかの曲の存在感が薄れる気がする。だから、"Are You Happy Now" でよかったのだろう。このアルバムタイトルは、「幸せですか」 に加えて 「これで満足? (納得が行く?)」 といったような意味になるだろうか。

 同じオルガントリオでの次の作品、否が応でも期待が高まってしまう。今ごろはレコーディングの準備に取り組んでいらっしゃるはず。増尾さん、がんばってください。


1999/11/26 Are You Happy Now 米国版

 amazon.comに注文しておいた"Are You Happy Now" 米国版が届いた。
 発売日の11月9日より前から注文しておいたところ、「発送しました」 というEメールが向こうから発信されたのが、太平洋標準時で
  Tue, 9 Nov 1999 09:18:06 -0800 (PST)  ( = 11/9 (火) 午前 9:18 )
Eメールが届いたのが、日本時間で
  Wed, 10 Nov 1999 02:18:54 +0900 (JST) ( = 11/10 (水) 午前 2:18 )
そして、CDが届いたのが、翌週月曜の11月15日。5日半ほどで届いたことになる。
早い。それに比べて、これを書くのが遅い。 (^ ^;
 かかったコストは次の通り (ネット通信費は含めてない)。

Are You Happy Now $14.22
Shipping & Handling (送料+発送手数料) $5.95
Total (合計 $20.17

 本日午前9時の為替は104円43-46銭。1ドル = 110円 として計算しても、送料込みで 2,218円だ。安い。実は、このアルバムに限って言えば、amazon.comよりCDNOWのほうがさらに1ドルとちょっと安かったのだが、オンラインでのクレジットカード番号の登録がうまくいかなかったため、一度利用したことのあるamazon.comで注文した。それでも安い。ほかのアルバムもこの方法で購入することを検討してみる価値は大いにありそうだ。

 "Are You Happy Now" の米国版は、使われている写真は国内版と同じで、タイトルなどの文字の色と書体と配置だけ違う。ジャケット写真の黒さも違って、米国版のほうが濃い。印刷時のインクのノリの個体差ではなさそうだ。日本版のほうは文字が淡いオレンジとクリーム色で暖かみのあるシックな感じなのに対し、米国版は濃い色の写真に水色と白の文字を配してすっきりとフレッシュな印象。ライナーノーツは、Sunnyside Recordsのサイトで紹介されている通り。単に日本語版を英語に置き換えたようなものではなく、ご自身が海外 (日本以外) のリスナー向けに最初から英語で書き直されている。各曲の解説は、英語版には無い。それと、曲の配列で、3番目と4番目のトラックが入れ替わっている (→Discography参照)。米国版を通して聞いてみた。なるほど、こっちのほうがいいかも。後で入れ替えただけのことはあると思った。
 今じゃ、CDプレーヤーも、CDの曲順をランダムに再生したり、自分の好みの曲順にプログラムしたりできるのが普通だが、私はよほどのことがない限り曲順をいじらずそのままかけている。曲の配列はとても大切だと思う。"Are You Happy Now" をお持ちの方は、米国版の曲配列だとどんな感じになるか、プログラム再生で試してみるのもいいのでは? (このアルバムの曲目と曲順に関しては、まだ続きがあります。次回へ)


1999/11/17 たよりない管理人なんです

 いずれは、ごく簡単な自己紹介コラムを設けなくちゃと思っているけど、すでに訪問してくれている方々に向けて、今のうちに少しは自分について書いておいたほうがよさそうだ。
 私は、今はやりのSOHO (スモール・オフィス・ホーム・オフィス) という環境で、音楽とは関係ない仕事をしている。連れ合いがいるけど、彼の好みは超激しいハードロック (でもまあ、ビ・バップあたりはそれなりに聞けるらしい)。このホームページを持つことには賛成してくれた。
  ジャズ・アーチストのホームページを開設するにしては、自分はジャズについての知識が足りなさすぎるかもしれない。それに、考えてみたら、自分はギターを弾かない。勢いでこのサイトを開設してしまってから気がついたのだけど、う〜ん、これはちょっとまずいかなぁ、どうしよう...と今ごろになって心配する始末。
 ジャズとかフュージョンを聴き始めたのは1978年だった。当時、学生寮の4人部屋に住む貧乏学生だったので、経済的理由とスペース的制約によりアルバムのコレクションは最初からあきらめていて、主にラジオとライブを楽しんだ。ライブはせいぜい月に1回。その後、聴かない時期も長くあった (人生、いろいろとあるもので...)。 今は、まあ、また少しは聴くようになったけど。ただ好きなだけで、あんまり詳しくない。曲のタイトルも覚えられなくて「あ〜、これ、聴いたことあるけど、何てタイトルだったっけなぁ...」ってのがほとんど。いつまでたってもほとんど初心者みたいなもので。...という、頼りない管理人なんです、皆さん。
 先にこれだけ白状しておけば、少し気が楽... (^ ^;
 こんなたよりない管理人ですみません m( _ _ )m > 増尾様、皆様

 増尾さんのホームページ、誰かが作ってくれないかと待っているうちに、自分でやる気になってしまって... とりあえず作ってみて、そのうち ほかにも増尾さんのホームページができたら、そのときはそちらにお任せすればいいや、と軽い気持ちで始めた。パッと始めてしまったのだけど、自分にはやっぱり大それたことだったかもしれないと後で思う。ま、なるようにしかならないので、気負わず、ただデータを管理するだけのようなつもりでやっていきたい。訪問してくださる皆さんのお力に頼るしかない。皆さんが掲示板に書き込んでくださるのはほんとに嬉しい。それに加えて、極めつきのお力添えがあった。アーティストご本人から。近況をお知らせいただけたのはこの上なくありがたい。今度、ご来日のときにライブ・ハウスでちょっとしたインタビューをお願いしてみるつもり。

 私はサイト開設の挨拶に書いたとおり増尾さんの単なる一ファンでありながら、昔から なれなれしく つきまとって、しっかり覚えてもらっている。初めて New York にファンレターを出したとき、おもいがけずお返事をいただいたのに驚喜して小躍りしたものだ。お会いするたびにお声をかけていただけるようになった今も、増尾さんに接するときの気分はあの頃とあまり変わっていない。
 増尾さんは、あの人なつっこい笑顔のとおり、誰に対してもすごくフレンドリーだ。挨拶程度の言葉をかわすだけでも、とても爽やかな気持ちにさせてくれる。というわけで、とっても身近に感じてしまうお方なんだけど、演奏を聴くと、ひえ〜〜っ、やっぱり凄い人だぁ〜っ! と思うのである。
 皆さんのお力を借りながら、増尾サウンドの魅力を伝えられるホームページにしていきたい。


1999/11/04 検索エンジン

 10月5日にこのサイトを開設して以来、あっという間に1カ月過ぎてしまった。どのページもほとんどできていないまま開設したのは、一つには、検索エンジンの登録手続きを早めにしておきたかったから。
 Infoseek、goo、Altavista、InfoNavigator、Yahoo!などのWeb検索エンジンに、自分のホームページのアドレスを登録申請しておくと、後日、検索エンジンのサイトの自動巡回プログラムが自分のWebアドレス内のページを読みに来てくれる。そして、ページ情報が検索エンジンのデータベースに登録される。これではじめて、知らない人がYahoo! などの検索ページから 「増尾好秋」 と入力すれば、このサイトのアドレスがヒットするようになるというしくみだ。このように検索できるようになるまで1週間〜1カ月、場合によっては2カ月かかることもあるらしい。
 Altavistaには、ほんの2〜3日で登録されたと思ったら、いつの間にかまた削除されていて、もう一度登録し直した。現在は、上記5つの検索エンジンのすべてでこのサイトがヒットするようになった (Yahoo! のカテゴリ検索用にはまだ登録されていないが、キーワード検索ではgooのデータも併用されるのでヒットする)。フレッシュアイだけは、早くから登録申請しているにもかかわらず、今のところ どういうわけかうまくいっていない。今後、もう少し登録箇所が増える予定。

 


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