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増尾好秋Webサイト
Feb 2001 Japan Tour

Feb 2 at Jirokichi (ジロキチ26周年記念ライブ)

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本田竹広(p)
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岡田勉(b)
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峰厚介(ts)
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本田珠也(ds)
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増尾好秋(g)

ジロキチ26周年を記念し「JAZZの夜 featuring 増尾好秋」と題されたこのライブでは、増尾さんと昔からなじみのミュージシャンが集まった。メンバーの曲を持ち寄ってのステージで、増尾さんの「スモール・ステップス」と「ウエット・ドッグ」、本田竹広さんの 「フェニックス」と「St. ロード」、珠也さんの「シルバー・バック」、岡田さんの 「シモン」などが演奏された。熱のこもった演奏で、途中、珠也さんのスネアの皮が破れると いうハプニングも。MCをされた本田竹広さんが、終わりのほうで 「増尾、またいっしょに演ろうな」とおっしゃっていた。

==== Jirokichi ホームページ の掲示板より転載 ====
MASUO LIVE 投稿者:HAPPY LAKE  投稿日: 2月 4日(日)22時58分39秒
ジロキチ26周年おめでとうございます。
2月2日増尾好秋・本田竹広・峰 厚介・岡田 勉・本田珠也素晴らしかったです。
25周年のライブも聞きましたが、今年も皆の意気込みがすごく伝わって、グレードアップ
した感がありました。MASUOが本格的に始動しだし、それを皆が喜び、歌っているようでした。
本田竹広のバラード美しく、力強かった。珠也のオリジナル曲のMASUOのソロは曲をグーンと
素晴らしいものにした。そのドラムソロは自分でも会心の出来だったようでなにしろ良かった。
皆の和が輝いた曲にしたようだ。
(転載にあたってJirokichi さんにはご了承を得ましたが、HAPPY LAKE さんには連絡がとれずじまいです。HAPPY LAKE さん、ここへの掲載に問題がありましたら管理人におっしゃってください)

Feb 4, 6, 8, 11 (えり抜きの若手ミュージシャン3人を率いて)

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Photo by K. Ohashi at Body&Soul
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Photo by K. Ohashi
↑「海辺で夕日を見ながら作った曲です」と云ってから歌い出したのはなんと、Still Believing in Dreams だった。
増尾好秋カルテットの若手精鋭3人
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野本晴美(p)
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山下弘治(b)
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本田珠也(ds)
→野本さんの写真をもっと観たい方はここをクリック

今回のツアーで増尾サウンドを表現するためのレギュラー的バンドだったのが、この若手サイドメンで固めたカルテットだ。このカルテットは、たまたま若手が揃ったのではなく、増尾さんが若手の中から選ばれた。若い顔ぶれのフレッシュな感覚を活かすと同時にご自身の経験や持てるものを後続に伝えていきたいというお考えなのだろうか。このカルテットが結成された前回11月のツアーでは4人が揃ったのは2日だけで、リハーサルもたいしてできなかったようだが、今回のツアーではこのメンバーで演奏できるオリジナル曲も増えたし、前回よりグループとしてまとまった印象で、いっそう楽しめた。(11月のツアーでは共演ミュージシャンが毎回のようにころころ変わって、決まったメンバーでじっくりリハーサルをしてライブに臨むということもできず、すごく大変だったようだ)。メンバー 一人一人のセンスが光っていて素晴らしいバンドだと思う。このバンドで2月6日Body&Soul に出演したときの模様が5月12日と13日にCSスカイパーフェクTVで放映された。(ちょっとこの日の演奏内容は、放送されるにしてはご本人には不満足だったようだけど、バンドの魅力というか、特長は出ていたと思う。)

このメンバーによるライブの模様を、totoromさんが臨場感あふれるレポートにまとめている。→ totoromさんのサイト JAZZ@TOTOROM2月8日(木)於 新宿 Pit Inn 『増尾 好秋カルテット』のLIVE偵察日記

セット・メニュー (Feb 11 at alfie)
=== 1st Set ===

  1. Another Christmas Song 1年前のツアーでも演奏されたことのある新曲(まだアルバムに入っていないという意味で)。クリスマス・ソングみたいな感じなのでこのタイトルをつけたとのこと。軽快なミディアム・テンポで、明るさの中にしっとり・しんみり感の漂うエレガントな曲。
  2. Wet Dog 現在制作中のアルバムに入る予定の新曲。かっこいいブルース。
  3. Lament (J.J.Jonson) 訃報のあった J.J.Jonson (tb) に捧げて。この曲は、増尾さんが渡辺貞夫グループに在籍時から演奏されている。
  4. (I'm) Still Believing in Dreams 増尾さんのフュージョンの名盤 『Good Morning』の冒頭の曲。懐かしのこの曲を、今回はアコースティックなバンドにより増尾さんのボーカル入りで演奏。ファンタジーあふれる歌詞は奥様シャーリーさんが比較的最近になって書かれたとのこと。ほかにもシャーリーさんが詩をつけた曲があるそうで、今後ほかの曲のボーカルバージョンも徐々にライブで披露される期待大。
  5. Small Steps アルバム『Are You Happy Now』より。

=== 2nd Set ===

  1. I'ts You or No One スタンダード・ナンバー
  2. Snap Jam アルバム『Are You Happy Now』より。ギターから先に始めて、すぐにドラムスがシャープなリズムを刻み始める。次にベース、ピアノの順に加わり、4人によるイントロとなる。要所要所を決めておいて4人が自由にジャムってる感じ。クールな雰囲気の中に4人のスパークが散る。
  3. Josephine アルバム『Are You Happy Now』より。 Body&Soulでこの Josephine が演奏された直後の会話:増尾「ジョセフィーン っていう曲でした」 -- 店の京子ママ(皆に聞こえる声で)「それ誰の曲?」 -- 増尾「僕の曲です」  -- 京子ママ「すっごい イイ曲!」 -- 増尾「ありがとう。ジョセフィーン っていう、女の人の名前です」 -- 京子ママ「奥さんじゃないの?」 -- 増尾「ん? シャーリー(笑)」(店内 爆笑)   -- 京子ママ「愛人その1?」 (店内 笑)  -- 増尾「違いますぅ!」(店内 笑) -- 京子ママ(再び)「う~ん、すごい イイ曲ぅ~」
  4. You are My Everything スタンダード・ナンバー
  5. Miles Run アルバム『Are You Happy Now』より。 ハードでスリリングな演奏が展開される。

=== Encore ===

  • Still Crazy After All These Years ~ Are You Happy Now ポール・サイモンの曲(増尾さんのボーカル入り) ~ アルバム『Are You Happy Now』のタイトル曲。

同じメンバーで、日によっては、ドラムスをフィーチャーした無題のオリジナル曲や、Pannonica、ビートルズのBlack Birdなども。

Feb 10 Jazz Battle Waseda vs. Keio in Nagoya

今回の増尾さんの来日は、名古屋でこのコンサートに出演するためだった。会場は、栄マルベリーホテル内ラ・ミュール。慶応大学ライト・ミュージック・オーケストラOBとして大野雄二(p)さんが、早稲田大学モダンジャズ研究会OBとして鈴木良雄(b)、増尾好秋(g)、藤井信雄(ds)、太田剣(as) 各氏が参加。管理人はこの「ジャズ早慶戦」を観戦していないが、とても素晴らしい演奏だったらしい。司会は、チンさんや増尾さんのジャズ研仲間であり新宿「J」のマスター、バードマン幸田氏が担当。(→ Message Board 過去ログ #0595 by KI さん)

Feb 12 at Dug with Yoshio Suzuki, Fumio Watanabe

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渡辺文男(ds)
↑こうしてみると、やはり貞夫さんと似ていらっしゃる。
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↑この店DUGは、最初はライブを行うつもりはなしに今の場所で再オープンしたという。チンさんと増尾さんを照らせるライトがなく、写真にするとこの通りシルエットのみ。増尾さんの位置が特に暗かった(苦笑)。
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鈴木良雄(b), 渡辺文男(ds), 本田珠也(ds), 増尾

(↑ライブを終えて記念撮影。
この後、文男さんを中心に
落語談義に花が咲いた)

増尾さん、チンさん、文男さんは、かつて渡辺貞夫グループのリズム隊として一緒にやっていた。昨11月、久しぶりにこの3人が集まり、トリオでDo-Do Birdに出演。そのときのライブを観たDUGのオーナー中平さんが、すごくいいから今度は是非自分の店でもこのトリオで、と申し出たのだった。このトリオ、終始リラックスした雰囲気と絶妙なコンビネーションで芳醇な音を味わわせてくれる。この日の A Nightingale Sang in Berkeley Square はギターが格別に美しかった。
文男さんの甥ごさんにあたる本田珠也さんが来店し、途中で1曲文男さんと交代された。曲はNow's The Time。珠也さんのワイルドなドラム炸裂!増尾さんのギターも若々しくエネルギッシュになった。
2通りのトリオを聴けておいしいメニューだった。

Feb 13 at Konitz with Tsutomu Okada, Hiroshi Murakami

Dug でのトリオの次は、Konitzでこれまた古くからなじみの深いヒロシさんと岡田さんとのベテラントリオ。息の合ったところをみせてくれた。

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村上寛(ds)

↑ブラシを手に、さまざまな音色を実に巧みに使い分けるヒロシさん。

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岡田勉(b)、増尾

↑このお二人、前回のツアーでは共演がなかったが、今回また一緒に演ろうということで、2日at Jirokichiに加えてこのKonitzでの追加ライブが決まった。さらに追加された15日水戸 自由が丘スタヂオでもご一緒。

Feb 15 at Jiyugaoka Studio

 

このツアーの感想・レポートを、次の場所でどうぞ:

Tour Dates (2001年2月日本ツアー日程一覧)

Date and Place Performers (青色は予定外ゲスト)
2/2 (金) 東京 高円寺 Jirokichi 本田竹広(p),  峰厚介(ts),  岡田勉(b), 本田珠也(ds) featuring 増尾好秋(g)
2/4 (日) 東京 上野 GH-nine  増尾好秋(g), 野本晴美(p), 山下弘治(b), 本田珠也(ds)
2/6 (火) 東京 南青山 Body&Soul 増尾好秋(g), 野本晴美(p), 山下弘治(b), 本田珠也(ds)
2/8 (木) 新宿 PIT INN 増尾好秋(g), 野本晴美(p), 山下弘治(b), 本田珠也(ds)
2/10 (土) 名古屋 「ジャズ早慶戦」 at ラ・ミュール(栄マルベリーホテル) 大野雄二(p), 鈴木良雄(b), 増尾好秋(g), 藤井信雄(ds), 太田剣(as)
2/11 (日)  六本木 alfie 増尾好秋(g), 野本晴美(p), 山下弘治(b), 本田珠也(ds)
2/12 (月) 新宿 Dug 増尾好秋(g), 鈴木良雄(b), 渡辺文男(ds), 本田珠也(ds)
追加 2/13 (火) 東京 西荻窪 Konitz 増尾好秋(g), 岡田勉(b), 村上寛(ds)
追加 2/15 (木) 水戸 自由が丘スタヂオ 増尾好秋(g), 中島政雄(p), 岡田勉(b), 鈴木 "ウータン" 正夫(ds)

 

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