被災地支援レコーディング
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被災地支援レコーディング

この度の震災を東京で体感して、いろいろ考える事や感じる事でいっぱいで、こちらに帰って来てから何か出来ないか考えていたのですが 1つアイデアが浮かんだのでそれを今進めています。この様な時にふさわしい曲調の自分の曲 One Word が有るので それをレコーディングしてその曲からの利益を全額被災地支援のために日本赤十字に送ろうと思っているのです。

そこでもうすでに先週の土曜日にはレコーディングを始めました。
リズムセクションを決めるのに 最初は僕の昔のバンドの T.M. Stevens ベースとドラムの Robbie Gonzales で行こうと思ったのですが Robbie がどうしてもつかまらないので諦めました。そこでペンシルバニアの地元ミュージシャン Tony Marino ベース と Marko Marcinko ドラムでベーシックトラックをレコーディングしました。その二人は日本ではあまり知られていませんが実力派の素晴らしいミュージシャン達です。普段は Dave Liebman のリズムセクションをやっていますが、海老原さんの1枚目のCD Without You のリズムセクションでもあり、Tony は大崎龍治君のコンサート、レコーディングにも参加してもらっています。 レコーディングエンジニアの Michael MacDonald それにアシスタントのシノブちゃんも時間を提供してくれて大感謝です。5月7日(土) の午後柿の木スタジオで楽しくレコーディングしました。思ったとおりのゴキゲンなベーシックリズムトラックが出来上がったよ。

下 (次頁) にそのレコーディングの時の写真を付けておきますね。

友達のミュージシャン達で是非ドーネイションでレコーディングに参加したいと言う人が沢山います。僕は今ペンシルバニアに住んでいるので いちいちペンシルバニアに呼んでやるのでは大変なので、ニューヨークの Avatar Studio のオーナー Kirk 今村さんに相談したところ、とても協力的に考えてくれて来週の5月19日(木)、20日(金)あたりにスタジオ使わせていただけるという事になりました。
ニューヨークのミュージシャンで参加したい人達を一堂に集めてレコーディング出来るという素晴らしい事なんです。そんな訳でトントン拍子で話が進んでいるので早速ミュージシャンを始め皆さんに伝え始めている所です。
話が膨らんでニューヨーク中のミュージシャンが集まっての日本への津波支援 Jazz Aid という事になりますね。日本の事を思ってくれる人々が沢山いる事をヒシヒシと感じ感動して、いま心は嬉しさでいっぱいです。
月曜にはレコーディングの日が確実に決まりますので 又追ってお知らせしたいと思います。

それでは又、

MASUO

5月14日(土)2011年

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